フードロス削減の輪
2025-10-29 13:07:26

神戸市が誇るフードロス削減の新しい形「Re:Youみなといちご」

神戸市が誇るフードロス削減の新しい形「Re:Youみなといちご」



2022年より継続している神戸市のふるさと納税返礼品「Re:Youみなといちご」は、単なる美味しいスイーツではありません。この商品は、食品ロス削減という社会問題を解決しようとする「おいしい循環」に乗っています。

フードロス削減型返礼品に対する関心の高まり


近年、日本国内で約464万トンもの食品ロスが発生していることご存知ですか?この問題に対し、多くの人々や自治体が関心を持ち、フードロス削減型返礼品が登場しました。大手ふるさと納税サイト「さとふる」では、特集を組んでお礼品を紹介。これにより、寄附することで「おいしく社会貢献できる」新たな選択肢が生まれています。

この流れの中で、神戸市の「Re:Youみなといちご」は、消費者と生産者を結ぶ架け橋として注目を集めています。生産者の思いを大切にしながら、地域の食品ロス削減を目指しているのです。

神戸市と気仙沼の深い結びつき


「Re:Youみなといちご」の特徴は、神戸市と気仙沼との交流から生まれたという点です。気仙沼のいちご農家は、東日本大震災からの復興を目指し、規格外品を安定的に買い取ることで、持続的な営農を支えられています。神戸で製造されるこのチョコレートは、見た目ではなく味で勝負。この理念のもと、フードロスの削減と多くの生産者の思いを活かした製品開発が進んでいます。

この製品には、実際の寄附を通じて農家の支援を行え、食品ロス問題の解決にも貢献できるという両方の価値が内包されています。

フードロスを減らすサーキュラーエコノミーの実践


「Re:Youみなといちご」は、寄附者が美味しいいちごチョコレートを楽しむだけでなく、地域の農業を応援し、環境保護にも寄与する仕組みを持っています。この取り組みは、サーキュラーエコノミーの実践例であり、余剰在庫を新しい価値に変える重要な試みです。

2022年にスタートし以来、3年間連続で多くの寄附者の支持を受け、地域と未来を支える「おいしい循環」を提供しています。こうして、神戸市からこの製品を通じてどんどん多くの人々に広がっていくことを目指しています。

おいしさと持続可能性を兼ね備えた商品


この「Re:Youみなといちご」は、気仙沼で生産された不揃いな良質ないちごを使用。神戸で作られた220g入りのチョコレートが2瓶セットになっており、その内容は、地元の食材を生かしたユニークで美味しいものです。これを通じて、寄附者は一口の寄附で大きな社会的価値の実現に寄与できるのです。

このような動きは神戸市だけでなく、全国に広がりを見せ、サステナブルな未来を実現するための力となっています。

まとめ


「Re:Youみなといちご」は、ただの返礼品ではなく、様々な関係者の連携によって生まれた近未来の新しい地域の形を示しています。寄附を通じておいしさを楽しむだけでなく、大切な地域貢献にもつながるこの仕組みが今後、全国に広まっていくことを願っています。どんな人にでも参加する機会があり、共に美味しい未来を作り出していくことが大切です。もちろん、これは「おいしさ」を通じた「やさしい社会づくり」にもつながります。


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会社情報

会社名
株式会社ロスゼロ
住所
大阪府大阪市西区北堀江1-1-21四ツ橋センタービル9階
電話番号
06-4708-7802

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