久留米ラーメン清陽軒のD-1グランプリ
久留米ラーメン清陽軒では、2024年から「D-1グランプリ」という店内装飾イベントを開催中です。このイベントは、季節ごとに行われる装飾コンテストで、各店舗が美しいディスプレイを競い合います。最終的には、年間を通じて最も魅力的な装飾を行った店舗が表彰される仕組みとなっています。
季節感を提供する装飾
「D-1グランプリ」は、年間を通じて5回実施され、春の「ひな祭り」から始まり、「こどもの日」「夏休み」「ハロウィン」、そして年末の「クリスマス」と、テーマも変わるため、飽きることなく楽しむことができます。各店舗はオリジナルのアイデアを活かし、スタッフのネームプレートや小物まで手作りの装飾を施します。これにより、お客様に季節感と楽しさを提供しています。
3月: ひな祭り - 桃の花やお雛様
5月: こどもの日 - こいのぼり・兜
7月: 夏休み - 風鈴や貝殻
10月: ハロウィン - カボチャやお化け
12月: クリスマス - 赤と緑の装飾・イルミネーション
職場の一体感を育む
この装飾活動は、スタッフ同士の共同作業を促進します。アイデアの提案から制作まで全員が関わることで、店舗内のチームワークが強化され、達成感も共有されます。また、コンテストに対する表彰制度が設けられており、全員が楽しみながら参加できるため、スタッフとお客様の間に自然なコミュニケーションが生まれるのです。
多くのお客様は、食事の合間に写真を撮り、「雰囲気がかわいい」「季節を感じられて嬉しい」などの声を寄せており、時には「リアル過ぎて怖い」といった思わぬ反応も。これらは全て、装飾イベントがもたらす効果です。
創意工夫あふれる取り組み
一部の店舗では、スタッフのネームプレートも季節ごとに飾り付けられ、折り紙で作られたプレゼントが子どもたちに配布されるなど、独創的な試みも行われています。顧客とスタッフが一緒に楽しむことができるイベントとして、非常に好評を博しています。
増加する売上と顧客の再来店率
D-1グランプリが導入されて以来、売上は前年同月比で約5~10%増加傾向にあり、集客とリピートにも良い影響を与えています。「どんな飾りつけか楽しみ」「子どもが喜んでまた来たいと言っている」との声が多く寄せられ、大人から子どもまで、多くの人々が喜びを感じています。装飾を通じた“非日常感”と“おもてなし”は、来店動機を高めています。
店舗スタッフからは「自分たちの工夫でお客様の笑顔が増えるのが嬉しい」とか「装飾作りがチームの一体感を高めてくれる」といった声もあがっています。
クリスマス装飾の魅力
現在、各店舗ではクリスマスの本格的な飾り付けが行われています。赤と緑のリボンやオーナメントを用いた温かみのある手づくり装飾でお客様を迎え入れています。「寒い季節こそ、心温まる時間を提供できるように」という思いが込められた、この冬のD-1グランプリが開催中です。
未来への展望
久留米ラーメン清陽軒は、今後もお客様に“ラーメンを楽しむ時間”だけでなく、“店舗自体で過ごす質の高い体験”を提供していくことを目指して、地域に愛される店舗づくりを進めていきます。