ナチュラルな香りと歴史を楽しむ「Nazuna 京都 東本願寺」
京都の文化と歴史が色濃く残る地、東本願寺近くに新たに生まれる宿泊施設「Nazuna 京都 東本願寺」。2024年11月1日、伝統が息づく京町屋をリノベーションしたこの施設は、全7室からなる豪華な旅館です。そのコンセプトは「大工の匠」。日本の木造建築に使われる大工用語を用いた客室名が、宿泊者に伝統的な建築技術や職人の思いを感じさせてくれます。
特徴的な客室設計
「Nazuna 京都 東本願寺」では、室内に地元の木材を活用し、温もり溢れる空間を作り上げています。客室はそれぞれ「大引の間」、「柱の間」、「母屋の間」など、木構造の名称が付けられ、特色ある空間が楽しめます。1階には「大引の間」と「束の間」があり、基礎を支える構造材のイメージを持たせ、心地よい安らぎを提供。2階には、木のぬくもりとの調和が感じられる「柱の間」や「火打」などが揃い、メゾネットタイプの「母屋の間」では開放感と洗練されたデザインが融合しています。これにより、伝統的な木造建築の魅力を存分に味わうことができるでしょう。
快適なラウンジスペース
施設内には、京町屋の風情を生かしたラウンジも完備されています。この場所では選りすぐりのアルコールやソフトドリンク、軽食を楽しむことができます。疲れた旅の合間や、友人、家族との大切な時間を過ごすためのリラックスした空間が提供されています。
アクセスと宿泊予約
「Nazuna 京都 東本願寺」は、JR「京都駅」から徒歩わずか9分という便利なロケーションです。また、京都市営地下鉄の「五条駅」からも徒歩圏内と、観光に訪れるにも絶好の立地です。事前に9月7日から予約受付が開始されるので、興味がある方はぜひ公式ウェブサイトをチェックしてください。
株式会社Nazunaと町屋文化の継承
運営を行う株式会社Nazunaは、温かい交流を重視したフレンドリーラグジュアリーな宿泊施設を展開しており、ミシュランガイドで評価されている宿も手掛けています。彼らは京町屋文化の継承に力を入れ、訪れる人々に京都の魅力を伝えることに努めています。ラグジュアリーでありながらも、親しみやすいアプローチが特徴です。
デザインを担うSTUDIO ALUC
宿泊施設のデザインはSTUDIO ALUCが手掛けており、現代の感覚を取り入れた独自の視点で空間が演出されています。人や場所の持つ独特の「らしさ」を引き出し、新たな価値を創出することを目指しています。
「Nazuna 京都 東本願寺」は、伝統的な建築と現代的な感覚が調和した新しい宿泊体験を提供します。日にちが近づくにつれて、その魅力に触れたいと考える宿泊者が増えることでしょう。