広島県の中小・ベンチャー企業向け助成金のご案内
公益財団法人ひろしま産業振興機構は、広島県内の中小企業やベンチャー企業が新たな製品や技術の開発に挑戦するための支援を行っています。特に、独自の取り組みや新しいサービスの創出を目指す企業への「令和6年度 中小・ベンチャー企業チャレンジ応援事業助成金」の二次募集が始まりました。2023年10月18日が応募の締切です。
この助成金制度は、企業の成長を目指す貴重なチャンスです。具体的には、中小企業者であれば、県内に本社または主たる事務所を持っていることが条件で、応募締切までにパートナーシップ構築宣言の登録を完了している必要があります。これにより、企業の新たな挑戦を全力でサポートすることを目的としています。
対象事業と助成内容
申請の対象となる事業は以下の4つの取り組みに関する研究開発です。
1. 新製品・新技術の研究開発
2. 新たなソフトウェアの研究開発
3. 新たなサービス創出のための研究開発
4. 異業種展開に向けた固有技術の応用による研究開発
助成金は、試作開発から試験評価までの範囲を対象としており、助成対象経費の2/3以内での助成が行われます。限度額は最大で500万円となっています。具体的に助成される経費には物品費、専門家指導費、旅費、委託外注費、諸経費などがありますが、営業経費や製造設備の導入費用については助成対象外となるため注意が必要です。
事前相談の重要性
助成金の申請を考えている企業は、令和6年8月19日から令和6年10月4日までの間に必ず初発の相談を行うことが求められています。これは、助成金申請の際の不明点や疑問点を解消するために非常に重要ですので、期限内に利用してしっかりと準備を進めることが大切です。
おわりに
広島県内の中小・ベンチャー企業は、この助成金を活用し、次なる発展を遂げる絶好の機会が訪れました。自社の成長を見据えた挑戦を支援するためのプログラムであり、正しい手続きを踏むことで多くの企業が新たな成功を手に入れることを期待しています。この助成金を利用して、未来に向けた一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。