全選手ライセンス取得
2021-05-26 14:28:07
WEリーグ初!全選手がC級ライセンスを取得した意義とは
WEリーグ初の快挙!全選手がC級ライセンス取得
WEリーグのあるクラブが初めて、全選手がC級ライセンスを取得したという朗報が舞い込んできました。この取り組みは、選手だけでなく女子サッカー界全体にとって非常に意義深いものです。
このプロジェクトは、2017年から現役選手を対象にスタートした公認C級コーチ養成講習会の一環として行われました。現在、選手たちは今年の2月から受講を始め、成長のための取り組みに全力を注いできました。5月25日には最終課題を提出し、全員が無事に課程を修了しました。
この成功によって、そのクラブに所属する選手は全員がC級ライセンス以上の資格を保持することとなり、これはWEリーグにおいて初の快挙です。選手としてのキャリアを続けながら、指導者としての視点を持てるようになることで、個々のプレー理解や広がりが期待されています。
選手たちはこの活動を通じて、将来のセカンドキャリアを見据えるチャンスも得ています。引退後は、女性指導者としてサッカー界の発展に寄与する道が開かれるのです。このように、クラブは「日本でいちばん、“ひと”が育つクラブへ」というビジョンに基づき、選手たちをしっかりとサポートしています。
WEリーグへの参入基準には、プロ契約選手が全員C級ライセンス以上を保持していることが求められています。これにより、マイナビ仙台レディースが女子プロサッカーのロールモデルとなることが期待されています。選手一人ひとりの成長を促し、未来のサッカー界を担う人材を育てることが目指されています。
選手たちの声を聞くと、この講習に多くの学びや気づきがあったことが伺えます。
例えば、宮澤ひなた選手は、「今回学んだことをこれからの競技生活に活かしたい」とコメント。隅田凜選手は、指導の際に「解決策を導く」ことの重要性を学び、指導の仕方に苦労したことを述べています。
市瀬菜々選手は、良い指導者が増えることで日本全体のサッカーのレベル向上につながることを強く感じたと語っています。このように、一人ひとりの選手が思うことは、彼女たちの成長だけでなく、未来の女子サッカー界の将来にもつながる重要な要素です。
國武愛美選手が述べたように、指導方法や年齢別の接し方についての学びを活かし、今後のサッカー教室で実践していく意欲が伝わってきます。
C級ライセンス取得の目的は、アマチュアレベルの選手を指導できる人材を育成し、基礎を築くことです。単に資格を取得するだけでなく、選手たちが指導者としてのスキルを身につけることができる拠点となるのです。サッカーを通じて得た知見を、より多くの選手に還元していくことが求められています。
これから、選手としての活躍だけでなく、指導者としての成長も期待されるクラブ。彼女たちの取り組みは、女子サッカー界に新たな影響を与え、未来を明るく照らすことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社マイナビフットボールクラブ
- 住所
- 宮城県仙台市泉区明通1-1-2マイナビ仙台レディース棟
- 電話番号
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022-342-1130