2024年10月に創立55周年を迎える株式会社東映シーエムは、企業の顔ともいえる名刺デザインを一新しました。コロナ禍において「人と会うこと」の重要性を再認識した私たちは、名刺が新たな出会いのスタート地点となることを期待しています。今回の名刺デザインを担当したのは、元BiSHのメンバーでありアーティストとしても活躍するMISATO ANDO(ミサト アンドウ)さんです。彼女は、独自の世界観で知られており、衣装やグッズデザインでもその才能を発揮しています。
新しい名刺は、彼女の創造力を駆使して「現実ではありえない世界」を映し出したものとなっています。名刺を手に取った瞬間、受け取る側に楽しさとワクワク感を与えることを目的としました。アンドウさん自身も、「コラージュっぽい絵を描きたい」と語っており、映像制作の背景には、多くの人が関わっていることを再認識させる意図も含まれています。
名刺のデザインには、東映を象徴する「三角マークと波」が巧みに取り入れられています。さらに、名刺を通じて、受け取った人にエネルギーや楽しい気持ちを届けたいというアンドウさんの思いが込められているのです。映像制作において重要なのは「遊び心」であり、その精神は名刺デザインにも反映されています。
MISATO ANDOさんへのインタビューでは、デザインに込めたテーマや受け取った人に伝えたい思いについて語っていただきました。彼女は、名刺を受け取る人々が「何が起きるかわからない世界へのワクワク感」を感じ取ってほしいと強く願っています。また、今回の名刺を交わすことで、より多くの人とつながるきっかけになることを期待しています。
東映シーエムは、テレビCMやWeb・SNS動画などの広告映像の制作を中心に、多岐にわたるエンターテインメントコンテンツを手掛けており、今後も新しいアイデアと視点を持って業務を進めていくことでしょう。今後の東映シーエムにご期待ください。
アンドウさんは、2023年にBiSHの活動を終え、美術作品を中心に独自の色使いや発想で作品を発表しています。彼女の活動は、アートの枠を超えて多岐にわたり、美術家としての肩書きに囚われず、コラムニストやラジオパーソナリティとしても広く知られています。今後の彼女の活躍と、東映シーエムの新しい名刺がどのように受け入れられるのか、目が離せません。