能登半島地震半年、東京都の支援活動報告会開催｜被災地支援の現状と今後の展望

能登半島地震から半年、東京都の支援活動報告会が開催される

2024年6月14日、東京都は令和6年能登半島地震に対する支援活動の報告会を開催することを発表しました。地震発生から半年が経過した今、東京都と東京ボランティア・市民活動センター（TVAC）は、被災者支援の取り組みを振り返り、今後の活動に向けた展望を共有する場を設けます。

報告会では、これまで実施してきた被災者支援の取り組みについて詳細な報告が行われます。具体的には、生活再建支援、コミュニティ再生支援、ボランティア活動支援など、多岐にわたる活動内容が紹介される予定です。また、被災地からのメッセージ動画を放映することで、現地の様子を直接伝えるとともに、被災者の現状を理解を深める機会を提供します。

さらに、被災者支援活動に参加したボランティアからのコメントを通して、現場での活動の様子や被災者との交流について貴重な体験談を聞くことができます。会場では、活動の様子を写真で展示するなど、視覚的に支援活動の成果を伝える取り組みも行われます。

幅広い参加者を募り、継続的な支援を呼びかける

今回の報告会は、被災地での支援活動に参加された方だけでなく、支援活動に関心がある方など、幅広い層を対象としています。参加者同士の交流・情報交換の場も設けられ、より深い理解と連携を促進することを目指しています。

東京都は、今後も被災地の復興に向けて、継続的な支援活動を展開していく方針です。今回の報告会は、被災地への支援活動をさらに強化し、被災者の生活再建を支援していくための重要な一歩となります。

参加方法

報告会への参加を希望される方は、東京都のホームページから概要を確認の上、申込フォームよりお申し込みください。申込締め切りは令和6年6月23日（日曜日）12時00分です。

開催日時: 令和6年6月25日（火曜日）19時00分から20時30分まで
※終了後、参加者同士の交流・情報交換の場として、会場を21時00分まで開放

開催方式: ハイブリッドによる開催
（飯田橋セントラルプラザ12階会議室C・D／オンライン）

募集人数: 会場60名、オンライン100名程度（先着順）

問い合わせ先:
（事業全般について）
生活文化スポーツ局都民生活部地域活動推進課
電話　03-5388-3156

（申込・実施内容等詳細について）
TVAC（東京ボランティア・市民活動センター）
電話　03-3235-1171

今後の展望：長期的な支援体制の構築と継続的な情報発信

今回の報告会は、能登半島地震に対する東京都の支援活動の取り組みを広く知らしめ、さらなる支援の輪を広げることを目的としています。

地震発生から半年が経過し、初期の緊急支援から、生活再建に向けた長期的な支援へとフェーズが移行しつつあります。東京都は、今後も被災地のニーズを把握し、必要な支援を継続的に提供していくことを表明しています。

具体的には、以下の取り組みが考えられます。

生活再建支援の継続: 住宅の再建、生計の立て直し、心のケアなど、被災者の生活再建を支援するためのプログラムを継続的に実施します。
コミュニティ再生支援の強化: 被災地のコミュニティ再生を支援するため、住民同士の交流促進や地域活動の活性化を支援するプログラムを展開します。
ボランティア活動の促進: ボランティア活動の継続的な募集や、ボランティア活動のサポート体制を強化することで、被災地への支援活動を促進します。
情報発信の強化: 被災地の現状や支援活動に関する情報を継続的に発信することで、都民の理解と関心を高め、より多くの支援につなげます。

東京都は、今回の報告会を通じて、被災地の復興に向けた長期的な支援体制を構築し、継続的な情報発信を行うことで、都民全体で被災地を支援していく体制を強化していくことを目指しています。