いちご花京院ビルの大規模リニューアルが完了
この度、宮城県仙台市に位置する「いちご花京院ビル」が、約16年の歴史を経て大規模なリニューアルを終えました。当ビルは2008年に竣工されたもので、これまで地域社会に貢献してきましたが、最近の周辺地域のオフィスビルの増加に伴い、一層の競争力を高めるために改装が行われました。このリニューアルにおける主なコンセプトは、「Locality」「Innovative」「Recruit」「Wellness」の4つです。
地域への寄与を意識した空間づくり
リニューアルでは、周辺の環境を考慮しつつ、革新性と快適性を追求しました。エントランス周辺や建物のアプローチには、ケヤキや四季折々の花々が配置され、地域の自然と調和した空間が演出されています。新設されたベンチスペースは植栽に囲まれており、訪れる人々がリラックスしたり、休憩したりできるよう配慮されています。これにより、働く人々の心身の健康を支える環境が整えられました。
エントランスの魅力とデジタル化の進展
1階のエントランス部分では、特に注目すべき点がいくつかあります。ケヤキの木漏れ日を模したオリジナルのアルミパネルを用いた吹き抜けの壁があり、大理石調のタイルが使われて高級感も演出されています。この空間では、日常生活からビジネスモードへの切り替えがスムーズにできるようデザインが工夫されています。さらに、大型LEDモニターも新設され、入居テナントの情報やアートを表示させることで、空間自体が視覚的に楽しめるものになっています。
ゆったりとした共用ラウンジ
2階にはカフェのような共用ラウンジがあります。そこではグリーンが配置され、落ち着いた雰囲気が醸し出されています。サウンドマスキング機能を持ったBGMが設置されているため、リラックスした空間で会話や食事を楽しむことができます。また、喫煙室の混雑状況をリアルタイムで把握できるセンサーも導入されており、利用者の利便性も考慮されています。
最新の貸会議室で効率的な業務支援
貸会議室には最大20名が利用できるスペースがあり、臨機応変に使用できるようになっています。ガラスパーテーションで仕切られたこのスペースは、ライトに応じてスモークガラスに切り替え可能で、プライバシーも保たれます。さらに、Web予約システムが導入されており、利用者の利便性が大いに向上しました。
エコを意識した設計と未来への展望
このリニューアルプロジェクトでは、環境にも配慮した設計がなされており、BELS評価においては最高評価の5 Starを受けており、ZEB評価でも高い成果を上げていることが特筆すべき点です。これからも、「いちご花京院ビル」は地域に密着した持続可能なオフィス環境の模範となるべく進化を続けていきます。
この新たな空間が、仙台市で働く多くの人々にとって快適で魅力的な職場環境となることを期待しております。詳細については、いちご広報担当(03-4485-5515)での問い合わせが可能です。