働き世代の睡眠不足
2025-03-13 16:21:29

日本の働き世代、平均睡眠時間6時間28分で深刻な睡眠不足の実態

日本の働き世代、睡眠不足の現状



働き盛りの世代において、睡眠の質と時間は重要なテーマです。NTT PARAVITA株式会社は、3月14日の『世界睡眠デー』を前に、企業向けの睡眠改善サービス「ねむりの応援団」のユーザーデータを基にした調査結果を発表しました。この調査によると、働き世代の平均睡眠時間はわずか6時間27分であり、約80%の人々が日本の平均的な睡眠時間に達していないことが明らかになりました。

睡眠時間の不足と問題の深刻化



日本の平均睡眠時間は7時間22分とされていますが、こちらの調査結果によれば、働く世代の79.9%がこの時間に満たないことが判明しました。特に50代の平均睡眠時間は6時間3分と最も短く、次いで60代は6時間11分、40代は6時間28分、そして20代・30代は6時間47分となっています。

また、睡眠に関する主観的な評価でも、89.2%が自分の睡眠の質に満足していないと回答しています。働き世代の中には、睡眠不足がもたらす影響を深刻に捉えている層が多い一方で、何らかの対策を講じている人は少ないようです。

認知行動療法の導入



この調査は、今後の働き方に大きな影響を与える可能性があります。2025年には団塊の世代が75歳以上となり、医療や介護のニーズが高まることが予想される中、企業が労働生産性向上を求める中で、睡眠時間の確保は重要な課題です。NTT PARAVITAは、認知行動療法とICTを活用した睡眠改善サービスを提供し、個別に対応することを目指しています。

若年層の課題



興味深いのは、調査結果から見えてきた20代の現状です。この年代では、寝つきに時間がかかるケースが多く、一般的な睡眠の質が低下していることが浮き彫りになりました。いわゆる「気絶するように眠る」状態の若者も一定数おり、これは彼らの生活習慣が影響している可能性があります。

日中の眠気の実感



調査では、89%が日中に眠気を感じていると答えており、その中でも特に20代が目立っています。この睡眠不足は、仕事のパフォーマンスにも直接的な影響を与えています。ストレスの多い現代社会において、特にメンタルヘルスへの影響は無視できません。

企業の取り組み



NTT PARAVITAは、働き手の健康をサポートするための睡眠改善サービス「ねむりの応援団」を展開し、企業の持続的な成長に寄与する方針です。企業の研修プログラムに睡眠教育を取り入れる動きも増えており、特に若い世代に向けた啓発が急務とされています。

まとめ



今回の調査は、日本の働き世代が直面している深刻な睡眠問題を示すものであり、特に20代の若者たちの健康と生産性への影響が懸念されます。企業としても、この問題に真剣に取り組む必要があります。睡眠は身体だけではなく、心の健康にも大きく関連しています。今後、NTT PARAVITAは、この重要なテーマに対する解決策を提案し続ける所存です。


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会社情報

会社名
NTT PARAVITA株式会社
住所
大阪府大阪市中央区今橋4丁目3−22 淀屋橋山本ビル8F
電話番号

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