スペースシードホールディングスがマレーシアで宇宙発酵技術を学ぶワークショップを開催
日本のスペースシードホールディングス株式会社は、2024年8月16日(金)にマレーシア工科大学にて、同社と株式会社IDDKが協力して「Space Bio Workshop」と呼ばれるイベントを開催することが決まりました。このワークショップでは、現地の大学生や大学院生を対象に、宇宙発酵技術についての知識を深める機会が提供されます。
宇宙発酵技術の重要性
宇宙における持続的な食料供給は、長年の間、科学者たちが取り組んできた大きな課題の一つです。人類が宇宙に居住するためには、持続可能な食料システムが不可欠となります。その中で、宇宙発酵技術は、栄養価が高く、美味しい食品を宇宙空間で生産するための画期的な手段として注目を集めています。IDDKは、この宇宙発酵技術の研究において極めて貴重な顕微観察技術を持ち、参加者にはこれを実際に体験できる貴重な機会が提供されます。
イベント概要
イベントの詳細は以下の通りです。
- - 開催日時: 2024年8月16日(金)
- - 会場: マレーシア工科大学
- - 参加者: 現地の大学生・大学院生
- - 参加料金: 無料
- - 主催: 株式会社IDDK、スペースシードホールディングス株式会社
プログラム内容
このワークショップは、以下のようなプログラムで構成されています。
- - アイスブレーク
- - イベントの概要説明
- - セッション1: 「宇宙発酵技術について」
- - セッション2: 「IDDKのMID技術と宇宙における実験室の自動化」
- - ワークショップ: 「MID技術の発酵現場での実践」
登壇者の紹介
このイベントには、スペースシードホールディングス株式会社の代表取締役である鈴木健吾氏と、IDDKのCFOである吉岡康平氏が登壇します。
鈴木氏は東京大学大学院で微細藻類に関する研究を行い、ユーグレナの設立に携わった経歴を持ちます。その後、理化学研究所のリーダーや大学の客員教授として多岐にわたる活動を行っています。
名古屋大学卒業後、デロイトでの国際経験を積み、現在はIDDKにて財務管理や事業戦略を担当しています。
スペースシードホールディングスについて
スペースシードホールディングス株式会社は、「SFをノンフィクションにする」というビジョンを掲げ、先進的な技術の研究開発や投資、大学との共同研究を通じて、社会的課題の解決に貢献しています。特に宇宙空間での居住に関わる技術の確立に向けた活動を積極的に行っており、今後も「サイエンス」と「ナラティブ」を組み合わせて新しいサービスや製品の開発を進める予定です。
詳細は公式ウェブサイトでご確認ください:
スペースシードホールディングス公式サイト