KOREA IT EXPO 2018
2018-07-19 19:41:55
韓国ICT技術の粋を集めたKOREA IT EXPO 2018、ワンツーシーエムジャパンが出展
KOREA IT EXPO 2018におけるワンツーシーエムジャパンの成果
7月5日、東京のホテルニューオータニにて、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が主催する『KOREA IT EXPO 2018』が開催されました。この展示会は、2020年の東京夏季オリンピックに向け、韓国平昌オリンピックで登場したICT技術を持つ韓国のベンチャー企業と日本企業とのビジネスマッチングのための重要なイベントです。
今回のエキスポには、O2O(オンライン・オフライン連携)を活用したオリンピック関連事業、AI、フィンテック、セキュリティ技術、E-ラーニング、IoTなど、多岐にわたる分野で活躍する韓国のベンチャー企業が集まり、革新的なサービスやソリューションが展示されました。中でも、ワンツーシーエムジャパンは、特に注目を集める存在でした。
ワンツーシーエムジャパンは、平昌オリンピックで初めて導入したインバウンドモバイルマーケティングを中心に、来場者に対してその魅力をアピール。多くの日本企業、特に旅行関連やICT企業から高い関心を寄せられました。
ビジネスマッチングの成果
展示会において、ワンツーシーエムジャパンは多くの商談を成立させ、具体的な成果とそれに関連した質疑も行われました。2020年の東京オリンピックを見据えた新規事業については、インバウンドマーケティングのサービスに関しても多くの企業から技術提供の要望やサービス契約に関する問い合わせがありました。
特に、韓国最大手通信キャリアのSKTや、中国のテンセントと事業提携を結ぶ12cmが現在注目を浴びています。この企業は、国内外問わず利用可能なスマートスタンプ認証技術を有し、SNSを通じたマーケティングサービスに特化しています。2018年の平昌オリンピックでもその技術を駆使し、多くの顧客に利用されています。
インバウンドマーケティングの可能性
12cmは、利便性に富んだロイヤリティマーケティングサービスやモバイル決済を実施し、グローバルな展開を進めてきました。特に2017年以降はアジア全域や欧米市場への進出も果たしており、全世界22ヵ国でスマートスタンプを独占提供するという強みを持っています。
ワンツーシーエムジャパンは、日本国内においてもWeChatプラットフォームと連携するサービスの拡大を目指しており、Mini ProgramやWeChat Payといった新たな電子マネーサービスの導入準備を進めています。これは、訪日外国人旅行者のインバウンド市場をより効率的に拡大するための基盤となります。
今後の展望
KOREA IT EXPO 2018を通じて得られた商談や技術提携が、どのような形で成長を実現するのか、今後の展望が大いに期待されます。日本と韓国の企業間の連携が深まり、両国のICT産業の発展に貢献することが期待されています。ワンツーシーエムジャパンを筆頭とした企業がどのようにさらなる成長を遂げるのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ワンツーシーエムジャパン
- 住所
- 東京都千代田区神田錦町2-2-1KANDA SQUARE 11F
- 電話番号
-
050-5482-3761