750年の時を越えて蘇る「元寇」の歴史を対馬で体感しよう！

今年は、元寇が日本を襲った記念すべき年です。特に文永の役が発生した1274年から750年の節目として、対馬博物館では「アンゴルモア元寇合戦記の世界－照らし出された対馬の元寇－」特別展が開催される運びとなりました。この展示では、対馬に関連する元寇の歴史と文化を大迫力で味わうことができます。

元寇とは何か？

元寇は、日本における蒙古の襲来を指し、特にそれに伴う歴史的な戦いであることから、広く知られています。対馬はこの戦いの舞台の一つとして重要な役割を果たしましたが、文献に残る情報は非常に限られています。それでも、対馬には伝説や言い伝えが根付いており、歴史を紐解く手がかりとなります。

展示内容

特別展では、漫画『アンゴルモア元寇合戦記』の作者、たかぎ七彦先生による原画が多数展示されます。観客は、作品を通じて元寇の壮絶な戦いの様子を感じることができるでしょう。また、漫画制作の過程を紹介する映像も公開され、声優Lynnさんのナレーションによる解説がついています。

さらに、平常展示室では歴史資料の特集展示も行われ、元寇やその背景に迫る情報が提供されます。漫画のファンだけでなく、歴史に興味を持つ皆さんにも楽しんでもらえる内容となっています。

特典やイベント

特別展の観覧券を購入すると、たかぎ七彦先生によって描き下ろされた短編漫画『勝星の太刀』の小冊子がもらえます。この特典は、元寇に関連するストーリーが魅力的で、観客にとって特別な思い出になることでしょう。

また、オープニングイベントとして10月12日に行われるクロストークでは、たかぎ七彦先生とLynnさんが参加します。このイベントは無料ですが、定員が50名と限られているため、事前の申し込みが必要です。