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Longroot (Thailand) LimitedがICOポータル事業者として認可

2020年2月3日、タイ王国に本社を置くLongroot (Thailand) Limited（ロングルート）は、タイ証券取引委員会から正式にICOポータル事業者として承認されたことを発表しました。この承認により、Longrootはデジタル資産の発行を支援し、企業に対してブロックチェーンを活用した新しい資金調達手段を提供することが可能となります。

Longrootは、デジタル資産保有者が資金を流動化するための手段として、ブロックチェーン投資トークンを含む新たなデジタル資産を発行したいと考える企業に、アドバイザリー及び暗号資産発行をサポートするサービスを展開します。

代表者のJohn Todd Bonner氏は、タイにおける新たなデジタル資産法の意義を強調しました。「この法律により、国内外の企業は新しい資金調達の機会を得ることができる。暗号資産を発行するには、必ず当社のようなICOポータルを通し、タイ証券取引委員会からの承認を受けなければならない。」と述べています。

長い間、デジタル資産は法的な不透明さから課題を抱えていましたが、タイは明確な規制の下でデジタル資産のプライマリー及びセカンダリーオファリングの法律を整備しています。このような制度的背景があるため、Longrootはその拠点をタイに設立しました。これにより、企業は安全かつ合法的に資金調達を行うことができます。

また、Bonner氏は、「ブロックチェーンは、様々な業界が直面する課題を解決するための重要な技術であり、Longrootのソリューションはデジタル資産の新たな資金調達法を変える可能性を秘めている」ともコメントしています。このように、Longrootはタイ証券取引委員会の革新的な法律を基に、意欲的な企業がデジタル資産を発行する際の強力な支援をすることを心待ちにしています。

Longroot (Thailand) Limitedは、設立から数年で急成長を遂げており、カナダのトロント証券取引所に上場しているAxion Ventures Incの子会社でもあります。これは、国際的な視野を持ち、デジタル資産市場において影響力を広げていく足がかりとなることでしょう。

今後、Longrootの提供するサービスがどのようにデジタル資産市場に変革をもたらすのか、注目が集まります。デジタル資産を利用した新しい資金調達方法が、企業の成長を促し、タイをさらなるデジタル経済の中心地にすることを期待しています。

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