次世代動画ローカライズ「deepSAME」について
株式会社ENCUBEが日本国内での1次代理店として認定を受けた「deepSAME」。このローカライズソリューションは、これまでの動画AI翻訳と一線を画す革新的な特徴を持っています。特に注目すべきは、音声の自動翻訳だけでなく、話者の声質や感情を保った音声変換、さらには口の動きを翻訳言語に合わせて自動で同期させる「Multi Modal AIソリューション」を実現した点です。
動画制作における「deepSAME」のメリット
従来の動画AI翻訳サービスでは、生成された文章をAIアバターに朗読させる形が一般的であり、話者に特有の声質や感情を反映させることは難しいものでした。「deepSAME」はこの課題に挑戦し、オリジナルの臨場感や個性をそのままに、新たな言語で多様な視聴者に届けることを可能にしています。
1. 高速かつ効率的
「deepSAME」は、自動翻訳を駆使し、編集にかかるコストや時間を大幅に削減します。特に、従来の約1/30の速度で多言語化が可能であり、そのスピード感は驚異的です。
2. 自然な音声表現
使用されるAIはオリジナルの声色を反映し、違和感のない自然な音声を実現します。話者の感情表現も忠実に再現されるため、視聴者にとって魅力的な動画コンテンツが生成されます。
3. 複数話者に対応
従来のサービスでは難しかった複数の話者が登場する動画においても、「deepSAME」は各話者の声質や感情を保持しつつ、自然な吹き替えを実現します。これにより、多声の臨場感あるコンテンツ制作が可能になります。
4. リップシンク(口の動きの同期)
AIが自動で話者の口の動きを翻訳言語に合うように調整し、吹き替え時の不自然さを解消します。これにより、違和感のない映像体験が提供され、視聴者には心地よい印象を与えます。
5. コンテンツ保護と新たな視聴者層の開拓
最近増加する無断多言語化や盗作リスクに対抗する仕組みも備わっており、オリジナルの価値を守りつつ、多様な視聴者へアプローチできる機会を提供します。これにより、今までリーチできなかった海外視聴者や顧客層へのアクセスが容易となります。
シンプルな多言語化の流れ
「deepSAME」は使いやすい設計になっており、原本動画をアップロードし、言語を選択して出力するだけの3ステップで簡単に利用できます。
1. 原本動画をアップロード
2. 変換したい言語を選択
3. 変換後の動画を出力
さらに、高品質な動画制作を求める利用者には手動修正や調整機能も用意されており、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応します。
未来の動画市場に向けて
動画市場はYouTubeやTikTokの影響で急速に成長しており、ますます多様な映像コンテンツが求められています。特に言語の壁が大きな課題となっている中で、『deepSAME』の需要がますます高まることが予想されています。このサービスは、クリエイターや企業のグローバル展開を支援し、より多くのコンテンツが世界中の視聴者に届く未来を作る助けとなることでしょう。
株式会社ENCUBEは、「deepSAME」を通じて日本市場における導入支援及び運用サポートを強化し、さらなる顧客拡大に貢献してまいります。
企業情報
株式会社ENCUBE
2016年に設立されたエンターテイメント企業で、モバイルゲームに関する運営サポートを中心に、多数の海外ゲームアプリの日本サービスを支援しています。
株式会社LLSOLLU
ビッグデータとAI技術を活用し、生産性向上を目指す企業。音声認識や機械翻訳の技術を用いたソリューションを提供しています。