新たなカラオケ体験
2024-07-24 11:38:17

ジャンカラと京都芸術大学が手掛ける新たなカラオケ体験とは

ジャンカラと京都芸術大学がコラボした新カラオケ体験



近年、カラオケ文化の進化が求められる中、株式会社TOAIが運営するカラオケ店舗「ジャンカラ」と京都芸術大学が手を組み、カラオケユーザーに新しい体験を提供しようとする試みが始まりました。本企画では、京都芸術大学の環境デザイン学科に在籍する学生を対象に、「あってほしいカラオケルーム」をテーマにしたコンペティションが開催されたのです。

コンペの目的とコンセプト



このコンペティションの目的は、ただのカラオケルームではなく、利用者に新感覚の体験を提供することでした。学生たちは固定観念に捉われることなく、斬新なアイデアやデザインを提案することが求められました。「こんなカラオケの部屋があったらいいな」「カラオケをしなくても楽しめる room」をテーマにしたアイデアを募集し、実際にジャンカラの店舗内に導入されることになりました。

提案内容と選定の流れ



応募者は、コンセプトの書類を提出し、TOAIの社員の前でプレゼンテーションを行います。その後、企業内での検討を経て、優秀な提案が選出される仕組みです。今回のコンペでは多くの提案が集まり、5つの案が表彰されました。その中から特に優れた2つの案が実際に店舗内装として採用されることとなりました。

採用された作品



ジャンカラ湯



受賞者:小畑友紀(環境デザイン学科 3年生)

小畑さんの提案した「ジャンカラ湯」は、若者の間で流行している「銭湯ブーム」をモチーフにしたものです。彼女は、歌いたくなる場所としての「お風呂」をテーマにし、ユニフォームや通路、小道具にも統一感を持たせる工夫をしました。小畑さん自身も、この受賞を大変嬉しく思っており、この経験を今後の就職活動に活かしたいと語っています。

大阪のおばちゃんルーム



受賞者:森田可友葉(環境デザイン学科 3年生)

森田さんの「大阪のおばちゃんルーム」は、大阪のおばちゃんをイメージしたユニークなデザインで、ヒョウ柄の服をテーマにした空間を提案しました。この部屋にいることで、大阪のおばちゃんたちと写真を撮ったり、楽しい時間を過ごしてもらいたいと考えているそうです。このプロジェクトを通じて、自分のアイデアが実現されたことに喜びを感じているとのことです。

TOAIのコメントと今後の展望



TOAIの関係者は、今回のコンペで選定された作品がいかに現実的で具現化されているかを評価し、カラオケ業界に新たな風を吹き込んでいるとコメントしました。特に、実際の運用に向けた提案が実行可能なレベルに達していることに感動したようです。この新しいカラオケ体験は、顧客にとっても大変魅力的なものになるとの期待感が寄せられています。

株式会社TOAIについて



株式会社TOAIは、昭和61年に設立され、西日本最大のカラオケチェーン「ジャンカラ」を展開する企業です。彼らは、カラオケを中心にエンターテインメント業界で新しい体験を提供し続けており、カラオケ事業をはじめ多岐にわたるサービスを展開しています。今後も新たな試みに挑戦し続ける姿勢を見せています。

京都芸術大学について



京都芸術大学は、芸術を通じて社会に貢献することを目指す総合芸術大学で、10学科24コースから成り立っています。学生たちは、多くの社会実装プロジェクトに参加し、実践を通して社会性を持った表現者として成長していきます。こうした背景から、今回のようなコラボレーションが実現し、ますますクリエイティブな未来が期待されます。


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会社情報

会社名
学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学
住所
京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116
電話番号
075-791-9122

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