新作ホラー『ユビキタス』
2025-03-26 11:19:44

鈴木光司が描く新たな恐怖、ホラー小説『ユビキタス』が発売間近!

鈴木光司が描く新たな恐怖、ホラー小説『ユビキタス』が発売間近!



累計800万部を超える「リング」シリーズで知られる作家、鈴木光司氏がその新たなホラー作品『ユビキタス』を2025年3月26日(水)に発売します。本作は16年ぶりの長編ホラー小説で、鈴木氏の恐怖の世界観が再び読者を虜にします。

不可解な死の数々



物語は、東京都内で起こる連続的な突然死事件に焦点を当てます。主人公は元ジャーナリストの前沢恵子で、彼女はこれらの事件を解決すべく調査を進めます。驚くべきことに、彼女は死者たちの共通点が「南極深層の氷」にあることを突き止めます。この発見が恐怖の謎を解く鍵となるのでしょうか。

さらに、前沢は15年前の事件にも目を向けます。実は、同じような変死が新興宗教団体の中で起こっていたのです。その背景には一体何があったのか、過去と現在が交錯するストーリー展開が期待されます。

興奮必至のホラーサスペンス



『ユビキタス』は、探偵の前沢と異端の物理学者・露木眞也のコンビが事件の真相に迫っていく様子を描いています。この二人は事件と「ヴォイニッチ・マニュスクリプト」との関連を見つけ出し、謎を解く手がかりを得ることができます。しかし、事態は厳しく、東京やその周辺ではさらに多くの命が奪われていくのです。

何がこの異常な死の連鎖を引き起こしているのか?過去の秘密と現実が絡み合う中、前沢たちがどのようにして真実にたどり着くのか、読者はページをめくる手が止まらなくなることでしょう。

書誌情報と特徴



『ユビキタス』は440ページにわたる大ボリュームの作品で、定価は2,035円(税込)です。初出は2022年2月から2023年3月にわたって連載されたプロローグから第7章ですが、第8章以降は書き下ろしとなっています。装画はSarah Jarret氏が手がけており、その視覚的な表現も楽しみの一つです。

鈴木光司のプロフィール



鈴木光司氏は1957年に静岡県浜松市に生まれ、慶応義塾大学で仏文学を学びました。1990年にデビュー作『楽園』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、1995年には代表作の一つ『らせん』で吉川英治文学新人賞を受賞しました。『リング』シリーズが大ヒットしたことで、映画化もされて世界的に知られるようになりました。

彼の作品は、日本だけでなくアメリカでも評価され、2013年には『エッジ』でシャーリイ・ジャクスン賞を受賞しました。ホラー小説の第一人者として名高い鈴木光司氏の新作『ユビキタス』は、まさに注目の一冊です。

この作品がどのようにホラーブームに寄与するのか、多くの読者が期待を寄せています。興味がある方は、ぜひ発売日に書店に足を運んでみてください。

結論



鈴木光司による『ユビキタス』は、あらゆるホラーファン必見の作品になることは間違いありません。未知の恐怖が待ち受けるこの物語が、読者にどのような印象を残すのか、今から楽しみでなりません。


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