建築とファッションの融合、Sein 1stコレクションの展示受注会
建築家でありファッションデザイナーでもある中川宏文氏が手がけるブランド「Sein(ザイン)」の1stコレクション展示受注会が、2025年12月に神奈川県のKAIT広場で行われた後、5月8日から10日までの3日間、東京・表参道を舞台に再び開催されます。この展示受注会は、中川氏が建築の視点から衣服をデザインした作品をより近い距離で体感できる貴重な機会です。
Seinとは?
Sein(ザイン)は、中川宏文が率いるファッションブランドで、建築設計事務所D.A.のパートナーとしても知られています。彼のデザイン哲学は、建築と衣服の間に存在する不可視の要素—光、空気、時間の流れ—を衣服として具現化しようとする試みです。これにより、見えないものの気配を身にまとい、私たちの身体と共に存在する衣服を創り出しているのです。
1stコレクションの印象
先般発表された1stコレクションでは、石上真由子のヴァイオリン生演奏や、Sakura Tsurutaによるオリジナル楽曲がコレクションの映像と共に、建築空間に暗闇と光を演出しました。この体験により、衣服とはただのファッションアイテムではなく、空間の中で存在感を持つものであることが強調されました。
特に、使用された生地の一部は富士吉田市のテキスタイルブランドWatanabe Textileとのコラボレーションによって特別に織り上げられ、素材としての魅力が強調されています。これにより、建築と衣服のテクスチャーが相互に影響し合うことが実現したのです。
展示受注会での体験
展示受注会では、実際に衣服に触れ、その細部や素材感を体験することができます。試着が可能なスペースも設けられ、参加者は衣服をまとうことでそのデザインの真髄を感じ取ることができるのです。
さらに、会場では中川氏が手がけた建築作品の模型や図面、写真も展示される予定で、衣服と建築がどのように交差するのかを視覚的に感じ取ることができます。これは、ただのファッションイベントに留まらない独自の体験となるでしょう。
開催の詳細
- - 日程: 2026年5月8日(金)― 10日(日)
- - 時間: 5/8(金)13:00–22:00
5/9(土)10:00–22:00(18:00以降はレセプション)
5/10(日)10:00–20:00
- - 会場: agriko_laboratory(渋谷区神宮前4丁目9-3 YH493ビル、表参道駅から徒歩5分)
- - 予約: 不要(一部時間帯を除く)
この展示受注会は、異なるスケールの実践を横断する中川宏文のアプローチを体験する絶好の機会です。建築とファッションの融合を考える新しい視点を持った作品たちが、皆さんを待ち受けています。