森下仁丹、健康経営優良法人2025に7年連続認定を達成

森下仁丹、健康経営優良法人2025認定を達成

森下仁丹株式会社が、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2025（大規模法人部門）」に7年連続で認定されました。これにより、同社が事業の中で従業員の健康を重視し、積極的に取り組んでいることが評価されました。特に、健康経営の観点から見ると、企業の成長と従業員の健康は密接に関連しており、持続可能な企業運営の実現に寄与しています。

健康経営優良法人認定制度とは

日本における健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題への対応や健康増進への取り組みを行っている法人を表彰するものであり、森下仁丹の認定はその努力の証といえます。この歴史的な背景として、森下仁丹は明治26年に創業し、医薬品の開発から始まり、その後も日々の健康増進に寄与する製品を提供し続けています。

従業員の健康支援に向けた多様な取り組み

従業員の健康意識を高めるため、森下仁丹では様々な施策を展開しています。たとえば、ウォーキングラリーや健康セミナーの実施により、全社的にヘルスリテラシーの向上を目指しています。また、個別の栄養カウンセリングを提供し、従業員の健康意識に寄り添う伴走型の支援を行っています。これにより、健康への考え方や生活習慣が異なる従業員一人ひとりに適したサポートを提供し続けています。

さらに、若い世代への健康教育にも力を入れています。新入社員研修では、調理実習を取り入れることで、実践的な健康教育を行い、日常生活において健康的な食生活が実践できるようサポートしています。このように、健康経営は単なる福利厚生の提供に留まらず、従業員全体のライフスタイルに変革を促す重要な要素です。

2024年度の主な取り組み

2024年度にも、森下仁丹は以下のような取り組みを進めていきます：
1. ウォーキングラリーの実施：従業員全員を対象にしたこのイベントは、運動習慣の定着を目指してスタートしています。2024年度には、参加者数を増やすために様々な関連イベントも計画しており、自然な環境での活動を通じて健康意識を高めます。

2. 健康フェアの開催：事業所ごとに健康課題にアプローチするため、健康フェアを実施することで、職場内での健康活動を促進しています。これは、参加者が楽しく健康について考える機会を提供します。

3. 栄養カウンセリングの強化：心理的ハードルを下げるための取り組みとして、30歳未満の従業員も対象にした栄養サポートを提供し、より多くの従業員が利用できるようなプログラムを展開しています。また、メンタルヘルスへの配慮も重視しており、サポートプログラムを強化しています。

4. 新入社員向けの栄養教育：従業員の健康意識向上を図るため、新入社員を対象とした栄養教育プログラムを実施し、食に関する基本的な知識を身に付ける機会を提供します。

5. エンゲイジメント調査の実施：職場の健康環境を改善するため、従業員全体のエンゲイジメントを調査し、集めたデータを基に新たな施策を検討しています。