海津市の新たな交通サービス「QUICK RIDE」
2025年3月1日(土)より、海津市のコミュニティバスに新しいモバイルチケットの導入が始まります。この新システムは、レシップホールディングス株式会社の子会社であるレシップ株式会社が提供する、スマホ乗車券アプリ「QUICK RIDE」を活用しています。
モバイルチケットの特徴
海津市コミュニティバスでは、これまでチケット購入に窓口へ足を運ぶ必要がありましたが、この新システムを利用することで、スマホで簡単にチケットを購入できるようになります。定期券や回数券、1日フリーパスなど、さまざまな乗車券がモバイル化され、事前にキャッシュレスで購入が可能です。それにより、購入から利用までを非接触で行うことができ、より安全で便利な交通手段を提供します。
チケットの種類と販売方法
「QUICK RIDE」アプリを通じて購入できるチケットには、以下のような種類があります:
- - 通学定期券
- - 通勤定期券(市内区間や市内と市外間)
- - 11枚つづりの回数券
- - 1日フリーパス(全区間)
これらのチケットは、アプリ内でクレジットカードまたはPayPayを使用して購入することができます。具体的な販売開始は2025年の3月からで、海津市コミュニティバスの全路線で有効です。
QUICK RIDEの使い方
アプリの使い方はとても簡単です。バスに乗車する際には、スマホで表示したモバイルチケットを乗務員に見せるだけです。これにより、乗客はチケット購入の手間が省けるだけでなく、感染症対策としても有効です。
QUICK RIDEの導入メリット
「QUICK RIDE」の導入により、バス事業者だけでなく、利用者にとっても多くのメリットがもたらされます。事業者側では、設備投資をせずにキャッシュレス決済を導入できるため、業務改善が図れます。また、チケットの新規発行や販売内容の更新も容易に管理でき、ペーパーレス化が進むことで、窓口の混雑を解消し、従業員の負担軽減にもつながります。
将来の展望
2020年にサービスを開始した「QUICK RIDE」は、日本全国で40以上のバス・鉄道事業者によって採用されており、累計販売枚数は55万枚を超える実績があります。これは多くの利用者に支持されているサービスであり、海津市でもその効果が期待されます。
会社紹介
この画期的なシステムを提供するレシップ株式会社は、岐阜県本巣市に本社を置き、1953年からバスや鉄道用の電装機器の製造・販売を行っています。詳しい情報は公式サイトで確認できます:
レシップ株式会社公式サイト
まとめ
海津市コミュニティバスでのモバイルチケット導入は、地域の交通利便性を大きく向上させるでしょう。QRコードを使ったスムーズな乗車体験が、今後の新しい生活様式として定着することが期待されます。