エコと美が共演する目黒川のイルミネーション
東京・品川区で開催される『目黒川みんなのイルミネーション2014』が、5年目を迎えました。今年も五反田ふれあい水辺広場を中心に、目黒川沿いの桜並木が桜色のLEDで装飾され、「冬の桜」として美しさを発揮します。
地産地消の先駆け
このイルミネーションは、都内で初めて100%エネルギー地産地消を実現した大規模イベントとして注目されています。特に今年は、開催エリア周辺の家庭や飲食店から集めた使用済み食用油をバイオディーゼル燃料に精製し、発電に活用します。この取り組みは、2011年度から続けられており、地域の参加を促進する「回収・再生・利用」によってエネルギーの地産地消を実現しています。
大崎エリアの再開発と成長
目黒川みんなのイルミネーションは、大崎エリアが再開発を進める中での重要なイベントです。この地域には多くのハイテク企業が集まり、住宅も多く供給されています。東京副都心計画の一環として、この街が進化を続ける中で、地域への愛着や誇りを育むことが期待されています。
イルミネーションの詳細
概要
- - 正式名称: 目黒川みんなのイルミネーション2014
- - 会場: 品川区立五反田ふれあい水辺広場、及び目黒川沿道
- - アクセス: JR大崎駅から徒歩6分
- - 点灯期間: 2014年11月21日~12月25日
- - 点灯時間: 17時~22時
- - LED球数: 120,000球
- - 入場料金: 無料
LEDを使用することで、環境にも配慮されており、バイオディーゼル燃料による発電機を使用しているため、エコなイベントとしても評価されています。さらに、目黒川みんなのイルミネーション実行委員会が主催し、地域活性化にも寄与しています。
地域の協力と今後の展望
一般社団法人大崎・五反田タウンマネージメントと大崎エリアマネージメントも協力しており、品川区やしながわ観光協会の後援を受けています。今後のイルミネーションが地域にどのような影響をもたらすのか、期待が高まります。
イルミネーションのテーマである「みんなのイルミネーション」は、このイベントに参加する全ての人々と地域共通の価値観を築くことを目指しています。地元の力を集結し、美しい光で街を照らすこのプロジェクトは、冬の風物詩として定着しつつあります。
ILでお近くにいらした際は、ぜひ訪れてみてください。