食品安全委員会が第199回添加物専門調査会を開催!注目の議題とは?
食品安全委員会、第199回添加物専門調査会を開催
2025年1月17日(金)、東京都港区の食品安全委員会で、添加物専門調査会の第199回が開催されることが発表されました。この会議では、亜硫酸塩類に関連する食品健康影響の評価が議題に上がります。具体的に取り扱われる添加物は、「亜硫酸ナトリウム」「次亜硫酸ナトリウム」「二酸化硫黄」「ピロ亜硫酸カリウム」「ピロ亜硫酸ナトリウム」の5種類です。
議事の詳細
この専門調査会では、指定された亜硫酸塩類の安全性評価を行うことが主な目的です。亜硫酸塩類は、食品において酸化防止剤や保存料として広く使用されており、その健康への影響については懸念がされています。
1. 亜硫酸ナトリウム - 食品の色を維持し、味を年長させるためによく使用されていますが、アレルギー反応を引き起こす可能性があるため、慎重な評価が必要です。
2. 次亜硫酸ナトリウム - 消毒剤としても使用されるこの物質は、食品添加物としての利用に際してリスクとベネフィットの評価が求められています。
3. 二酸化硫黄 - 乾燥果物などに頻繁に添加されるこの物質も、健康被害の報告があり、改めてその安全性が問われています。
4. ピロ亜硫酸カリウム及びピロ亜硫酸ナトリウム - これらも食品業界で使用されることから、その影響評価が重要です。
傍聴について
会議は14:00から17:00まで行われ、会場やWeb会議システムを通じて傍聴が可能です。会場への参加希望者は、事前に申し込みを行う必要があります。申し込みの締切は1月16日(木)の正午までです。参加者には、当日必要な情報がメールで送信される仕組みになっています。
動画視聴を希望する方も同様に申し込みが必要で、視聴に必要なURLは1月17日(金)の正午までに登録されたメールアドレスに送信されます。ただし、数に限りがあるため、傍聴希望者が多い場合は、先着順での受付となります。
報道関係者への注意
報道関係者も取材を希望する場合、同様の申し込みが求められます。カメラ撮りの希望を必ず選択し、撮影は冒頭のみ許可されています。
このように、食品安全委員会の調査会は国民の食の安全を守るための重要な機会です。亜硫酸塩類に関する議論がどう進むのか、今後の動向が注目されます。