AT-CARTベーシックが登場!新たなロボットフレーム
株式会社アトラックラボは、搬送用ロボットやアバターロボットに最適なローバー型ロボットフレーム「AT-CARTベーシック」を発表しました。この革新的なロボットフレームは、様々な機器やシステムを搭載でき、運搬や警備、除草など広範な用途での活躍が期待されています。
特徴と性能
AT-CARTシリーズは、ブラシレスインホイールモーターを選択し、成長的な能力を持ちます。80kg以上のペイロードで、これまでのロボット開発の壁を薄め、効率と効果性を向上させます。また、軽量化を追求し、10kgという軽さを実現。片手で持ち運ぶことができるため、可搬性にも非常に優れています。
多岐にわたる用途
現在、物品の搬送や警備、除草材の散布、自動消毒など、ローバー型ロボットへのニーズが急速に高まっています。AT-CARTベーシックはこれらのニーズに応えるためのプラットフォームとなり、ロボット開発を大幅に容易にします。実際、このフレームは、最先端のAI技術や自律走行機能と組み合わせることで、さらに幅広い応用が見込まれています。
技術的な詳細
AT-CARTベーシックには、ブラシレスモーターとタイヤ、モータードライバーがセットになっており、取り扱いが簡単です。CARTインターフェースを介して、ラジコンプロポやコンピュータと容易に接続できるため、技術に不慣れな方でも使いやすさが考慮されています。
また、スキッドモードによる個別の車輪の制御により、狭い場所でも素早く方向転換が可能。シャーシ構造はミスミ製の30mm角フレームで構成され、好みに応じてさまざまな機器を取り付けることができるのが特徴です。
スペック情報
- - 最高速度: 約8km/h
- - 電源電圧: 19V〜26V、リチウムポリマーバッテリー(6セル〜7セル対応)
- - 最大垂直荷重: 1輪あたり30kg、4輪で最大120kgの荷重が可能
- - 車体重量: 10kg (バッテリー含まず)
応用例
屋内自律走行の実現には、RealSense T265を活用したモデルも提案されています。このように、AT-CARTベーシックは多彩な技術を駆使することで、よりスマートな搬送システムを実現します。
価格とその他の情報
「AT-CARTベーシック」は、価格18万円(税別)で販売されており、完全に組みあがったシャーシが含まれます。同製品の内容には、ブラシレスモーター、空気入りタイヤ、モータードライバー、インターフェースボードなどが含まれています。
別途必要な物品としては、6セルバッテリーや充電器、制御用コンピューターなどが挙げられ、Ardupilot Cubeを搭載したモデルは約26万円、AI制御可能なシステムは約60万円(税別)です。
まとめ
AT-CARTベーシックは、ロボット開発において新たな可能性を提供する革新的なプラットフォームです。幅広い用途に対応できるこのロボットシャーシは、今後の産業において重要な役割を果たすことでしょう。
本製品に関するお問い合わせは、株式会社アトラックラボまでどうぞ。
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