新たな挑戦を支える「ディープテックイノベーションセンター」の誕生
株式会社Relic(本社:東京都渋谷区)は、ディープテクノロジーを駆使した新規事業開発支援を専門に行う「ディープテックイノベーションセンター」を新たに設立しました。この新組織は、大学や研究機関、企業のR&D部門に対して、研究技術を市場に適合させ価値を生み出すための支援を提供します。
背景と目的
近年、企業の競争力を強化するために研究技術を活用した事業開発が急務とされています。しかし、日本国内では多くの新技術が誕生する一方で、それらがビジネスに結びつかないケースが多く、実に6割が事業化されずに消滅してしまっているとのことです(内閣府調査)。この問題に対処するため、Relicは新たな組織を設立し、技術の市場適応性を高めることにフォーカスすることにしました。
組織の強み
Relicはこれまで約4,000社・20,000件にわたる新規事業開発に携わってきた実績を持ち、豊富なノウハウと専門知識を持つ330人以上のメンバーを擁しています。その背景には、技術分野の出身者やベンチャーキャピタル出身のメンバーなど、多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルの集団がいます。
サポート内容
1.
専門家による伴走支援
技術探索から特許戦略設計、マーケティング、グローバルソーシングまで、各分野の専門家が包括的にサポートします。
2.
事業モデルの構築支援
市場ニーズに即した競争力のあるビジネスモデルを構築するためのアドバイスを行います。
3.
迅速な資金調達支援
RelicはVC機能もあり、事業化に必要な資金をスピーディーに調達するためのネットワークを活用しています。
具体的な支援実績
すでに大企業から地方自治体、大学までにわたって複数のプロジェクトが始まっており、例を挙げると大手データ通信企業に対する技術戦略策定支援、科学技術振興機構(JST)による大学発新事業創出プログラムへの参加などが挙げられます。
今後の展望
ディープテックイノベーションセンターは、その名の通り、ディープテクノロジーを駆使して日本全体のイノベーションを引き出すことを目指しています。技術の可能性を最大限に引き出し、社会に貢献するビジネスへと結実させるための支援を惜しみません。
コメント
組織の責任者である金子佳市氏は「技術は単なる可能性の塊です。それを生きた価値に変えるために多面的な支援が必要です。私たちはそのギャップを埋め、未来を創る事業の支援を全力で行います」と話しています。新たなスタートを切った「ディープテックイノベーションセンター」の活躍に注目です。
採用情報
このセンターでは、技術革新をビジネスに変えるプロフェッショナルも同時に募集しています。詳しくはRelicの採用ページをご覧ください。
連絡先
株式会社Relic
担当:金子
TEL:03-6455-0735
E-MAIL:info@relic.co.jp