障がい者支援農園
2026-02-25 14:13:56

東京・世田谷に誕生!障がい者の生涯学習支援「夢育て農園ちとから」

「夢育て農園ちとから」 — 障がい者の生涯学習を支援する新たな拠点



2026年3月1日、東京・世田谷に新たなユニバーサル農園「夢育て農園ちとから」がオープンします。この農園は、成人した知的障がい者が生涯にわたり学び成長できる環境を提供することを目指しています。運営には、NPO法人ユメソダテと株式会社夢育てが携わり、この活動は国内でも比較的珍しい試みです。

知的障がい者のためのユニバーサル農園



夢育て農園は、2022年に世田谷区桜丘で設立され、今回の移転によって面積が約230㎡から360㎡に拡大します。これにより、受け入れ可能な障がい者や地域の人々が増え、より多くの方々がこの農園での体験を享受できるようになります。

この農園は、知的障がい者に特化した学びの場を提供することを目的とし、参加者が農作業をする中で自然と交流し、互いに支え合う環境を整えています。オープンデイや各種イベントも定期的に開催され、地域住民が一緒に活動する機会が提供されています。このような環境は、参加者の自己効力感を高め、成長を分かち合う場として機能します。

「18歳の壁」という課題



知的障がい者は特別支援学校を卒業すると、就労継続支援事業所や生活介護事業所に通うことが一般的ですが、そこでは「作業」や「生活支援」が中心となり、学びや成長の機会は限られてしまいます。この現象は「18歳の壁」として知られています。成人後も成長できるという理解のもと、夢育て農園では環境を整え、学ぶ機会を提供することに力を入れています。

ユメソダテの取り組み



ユメソダテは、知的障がい者の生涯学習支援を基にし、ユニバーサル農園の運営や企業向けの研修プログラムを行っています。実績としては、「夢育て1.0」というプログラムがあり、体を動かす体操や認知を育てる座学、将来の希望を語る対話、農作業を組み合わせた内容が特徴です。

参加者には、農作業を通じて認知テストを受ける機会も提供され、その結果を学会で発表するなど、成果を上げています。これまでに多くの受賞歴があり、地域の人々が協力して作り上げてきた環境は、参加者にとって大きな励みとなっています。

協力の輪を広げる



今後、ユメソダテは「夢育て農園ちとから」を起点に農園の役割を拡大し、地域からの支援のもと活動を広げていく方針です。企業との連携を強化し、受け入れ人数を年間100人に増やす目標を掲げています。また、対象を知的障がい者に止まらず、発達障がいや精神障がい、高齢者、子ども、ビジネスパーソンも含む「認知の学校」へと発展させる構想も進行中です。

やがて、1000人規模の指導者を育成し、持続可能な学びのモデルを地域に広めることで、すべての人が成長し合える社会の実現を目指します。

まとめ



「夢育て農園ちとから」の開園は、知的障がい者の可能性を広げる新たな一歩です。誰もが参加でき、共に学び合うことで生まれる成長の喜びは、地域全体に良い影響を与えるでしょう。農作業を通じて育まれる絆が、障がいの有無にかかわらず多様な人々の心をつなげます。ユメソダテが創り出す未来に期待が高まります。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人ユメソダテ
住所
東京都世田谷区南烏山1-10-25-403
電話番号
080-5088-6271

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