教育現場のDXを推進するチエルの新しいICTツールのご紹介

教育のデジタル化が進む中、チエル株式会社（東京都品川区）がリリースした新しい『らくらく授業ツール』と『らくらく先生ツール』が注目を集めています。このツールは、Googleの各種サービスを活用し、学校教育のICT利活用を支援するものです。

1. 『らくらく先生ツール』について

『らくらく先生ツール』は、教育現場の校務をデジタル化するためのソリューションです。従来の業務が抱える課題を解決するために、30種類のDXツールが用意されており、業務の一元管理を実現します。このツールを使うことで、週案を簡単に管理し、職員同士のスケジュールを見やすく調整できます。特に、面談の希望日調整機能は、教員の負担を大幅に軽減します。

具体的には、Googleスプレッドシートを利用した「週案・時数計算ツール」で、週案の作成や時数の管理が可能であり、煩雑な業務を簡素化します。また、面談調整ツールでは、回答結果が見やすい表形式で表示されるため、効率的なスケジュール管理が期待できます。

2. 『らくらく授業ツール』について

同様に、『らくらく授業ツール』は、授業をDX化するためのツールです。Googleスライド上で利用することができ、例えば「スライドようかんたんふせん＋」という拡張機能を使うと、スライド上に直感的にふせんを貼ることができます。これにより、小学生でも自由にアイデアを表現でき、創造性を育む授業を実現します。

さらに、「縦書き変換ツール」の機能も加わっており、スライド内で縦書きの文章を作成し、視覚的に訴求力の高いスライドを作成できます。

3. 金沢市での取り組み事例

金沢市では、教育のDXを推進するために、チエルのツールを積極的に活用しています。学校現場での週案デジタル化や、教員の業務効率化を目指した取り組みが行われており、これによって教員の負担が軽減されています。具体的には、クラウド上でのデータ管理や共有が可能になり、学校内のコミュニケーションもスムーズになるなど効果が見られています。このように、先進的な取り組みを通じて、より質の高い教育環境を整えています。