明星大学、冨樫伸副学長が次期学長に就任へ　4年間のリーダーシップに期待

明星大学次期学長に冨樫伸副学長が就任

2024年4月1日、明星大学は、現学長の落合一泰氏の任期満了に伴い、冨樫伸副学長が次期学長に就任すると発表しました。任期は2028年3月31日まで4年間です。

冨樫伸新学長：生物科学の専門家、豊富な経験と実績

新学長に就任する冨樫伸氏は1955年生まれ。筑波大学大学院博士課程生物科学研究科生物学専攻を修了し、理学博士の学位を取得しています。専門は生物科学です。

大学勤務は三菱化成生命科学研究所での研究員時代から始まり、北里大学で助教授を務めた後、2007年に明星大学理工学部教授として着任。その後、教育学部教授として現在に至っています。

大学における豊富な管理経験

研究活動に加え、冨樫氏は大学運営においても豊富な経験を積んでいます。明星大学では、教育学部長補佐、教育学部教育学科主任、教育学部長、そして副学長を歴任。2022年からは教職センター長も務めています。これらの経験から、大学運営における幅広い知識と手腕が期待されます。

これまでの主な職歴

1984年4月：三菱化成生命科学研究所特別研究員
1986年4月：三菱化成生命科学研究所研究員
1999年4月：北里大学理学部助教授
1999年9月：北里大学大学院基礎生命科学研究科助教授
2007年4月：明星大学理工学部教授
2010年4月：明星大学教育学部教育学科教授
2010年4月：明星大学教育学部長補佐
2012年4月：明星大学教育学部教育学科主任
2014年4月：明星大学教育学部長
2018年4月：明星大学副学長
2022年4月：明星大学教職センター長

新時代の明星大学をリードする期待

冨樫新学長は、長年にわたる教育・研究活動と大学運営への貢献で知られています。生物科学の専門家としての知見と、大学における豊富な管理経験を活かし、今後の明星大学の更なる発展に貢献することが期待されています。今後、新学長のもとで、明星大学がどのようなビジョンを打ち出し、発展していくのか注目されます。

所属学会

日本発生生物学会
日本動物学会
日本分子生物学会

これらの学会活動も、冨樫新学長の人脈と専門性の広さを示しています。