コロナ禍を乗り越える海士町の最新イニシアティブ
海士町は、全国各地から訪れる人々を熱く迎え入れ、温かい交流を大切にしてきました。しかし、2020年以降のコロナ禍で交流活動がほぼ完全にストップしてしまったのです。この新型コロナウイルスの影響により、島の魅力を直接感じたくても、実際に足を運べない多くのファンたちから、「島に行きたいが行けない」「大丈夫なのか」といった声が上がっています。
このような状況下で、海士町はLINE株式会社の企業理念である「CLOSING THE DISTANCE」に共鳴し、遠方にいるファンとの関係を深める新たな手段としてLINE公式アカウントを開設しました。アカウント名はシンプルに「海士町」、LINE IDは「amacho」です。
LINE公式アカウントの登録方法
この素晴らしい取り組みの一環として、登録方法は簡単です。LINEアプリをスマートフォンにインストールし、以下の方法のいずれかによって登録が可能です。
1. メニューの「ホーム」から「海士町」または「@amacho」と入力して検索。
2. 「友だち追加」で「QRコード」を選択し、QRコードを読み取る。
さらに、こちらの
リンクからも友だち登録ができます。新たにQRコードをデザインしたのは、隠岐島前高校の卒業生で、ファンとのつながりを深めるためにメニューを育てていくことが期待されています。
海士町ファンとの「友だち」関係
海士町では、一般的な観光客とは異なり「まちのファン」として、より深い感情的な関係を築きたいと考えています。このLINEアカウントを通じて、特に海士町に縁のある方々、過去に住んでいた人々、UIJターンして新たな地で頑張っている人々など、互いの気持ちがつながり続けられる場所を提供したいと考えています。
来年2021年には、後鳥羽院遷幸800年を迎えたり、町内の「マリンポートホテル海士」がリニューアルオープンしたりと大きなイベントも控えています。このアカウントを通じて、日々の様子や町のトピックスを発信し、初めて海士町に触れる方にも親しみやすくアプローチしていく予定です。
持続可能な島づくりへの意気込み
海士町は「自立・挑戦・交流」を町政の経営方針に掲げ、地域の歴史や文化を継承しながら持続可能な島づくりを目指しています。皆で協力し合い、地域の絆を大切にしながら「ないものはない」という価値観を持って挑戦を続ける姿勢が印象的です。
今後も、榮町長を代表とするAMAHoldingsが観光、教育、地域振興を進め、持続可能な地域発展を視野に入れています。このLINEアカウントがその一助となり、全国のファンと海士町との距離を縮める重要なツールとなることが期待されます。皆さんもこの機会に、海士町との新しい関係を築いてみませんか?