乳房再建ブラ『ルルフィット』
2019-05-08 10:01:25
乳房再建術後に最適な調整可能ブラジャー『ルルフィット』が発表されました
乳房再建手術後の新しい選択肢『ルルフィット』
乳房再建手術は、乳がんを克服した女性にとって大きな意味を持つ。この手術を受けた後、その変化に適応する適切なアンダーウェアの選択肢が求められていた。特に、手術の後には乳房の腫れや形の変化があり、それに応じたブラジャーが必要だ。しかし、これまで手術を受けた患者にとって実用的で価格も手頃な選択肢は限られていた。
そこで登場したのが、アボワールインターナショナル株式会社が提供する乳房再建手術後の患者専用ブラジャー『ルルフィット』だ。京都市下京区に本社を構える同社は、形成外科医の武石明精医師をはじめとする専門家たちと共同で、このブラジャーの開発に挑んだ。
『ルルフィット』の特長
調整可能なデザイン
『ルルフィット』の最大の特徴は、その調整機能だ。術後の乳房の変化に対応できるように設計されたブラジャーは、アジャスターが8列、12センチの調整が可能だ。手術によって腫れた状態が改善され、乳房が落ち着いてきたら、アジャスターを中央でカットすることで通常のブラジャーとして利用できる。
快適な着用感
カップは二層構造で、体に触れる部分には肌触りの良い生地が使われており、フラットな仕上がりになっている。また、中央部分にパッドを入れることもでき、外側のカップ裁断によって美しいバストラインを作り出すことができる。
サイズとカラーバリエーション
サイズはSから4Lまで展開され、色はピンク、ネイビー、ベージュの3色。幅広いニーズに応えるサイズとカラーバリエーションを兼ね備えている。
今後の展望
この素晴らしいブラジャーは、5月15日から17日まで札幌で開催される第62回日本形成外科学会で発表される予定で、販売は2019年7月から開始されるため、乳がん患者のサポートに向けた大きな一歩となることでしょう。
さらに、患者向けのサロンや病院イベントでの試着を実施し、より多くの人々にこの製品を届けるための環境作りが進められる見込みだ。また、乳がん患者を支援するウィッグメーカーや保険会社との連携にも注力し、より多くの支援を実現したいと考えている。
武石明精医師の意義
自家組織移植による乳房再建の先駆者である武石明精医師は、1,000例を超える再建症例を誇り、両方の手法で多くの患者を支援してきた。彼の専門的な知識と経験が『ルルフィット』の開発においても重要な役割を果たしており、今後も乳房再建に関する研究に貢献していくことでしょう。
乳がんを経験した人々が、再び輝く人生を送るために必要なサポートを提供するこの取り組みは、今後も注目され続けるに違いない。
会社情報
- 会社名
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アボワールインターナショナル株式会社
- 住所
- 京都府京都市下京区四条通新町東入月鉾町39番地1四条烏丸大西ビル5F
- 電話番号
-
075-708-6208