神戸平野商店街に新たな活気！ラグビーW杯を機に複合施設『KIKKAKE PLACE』が地域活性化プロジェクト始動

神戸平野商店街に新たな活気！ラグビーW杯を機に複合施設『KIKKAKE PLACE』が地域活性化プロジェクトを始動

神戸市平野商店街に位置する複合施設『KIKKAKE PLACE』が、新たな地域活性化プロジェクト『KIKKAKE EVENT PLACE』を始動させました。このプロジェクトは、ラグビーワールドカップ日本戦の開催を機に、地域に賑わいを取り戻すことを目的としています。

KIKKAKE PLACE：シェアキッチンとレンタルジムが融合した複合施設

『KIKKAKE PLACE』は、シェアキッチンとパーソナルトレーニングオプション付きレンタルジムを備えた複合施設です。シェアキッチンでは、日替わりで様々な飲食店が出店し、地域住民に多様な食体験を提供しています。レンタルジムでは、プライベート空間でトレーニングできる環境を提供することで、健康増進をサポートしています。さらに、子供食堂なども定期的に開催しており、地域貢献にも積極的に取り組んでいます。

空き店舗の再生：神戸運動靴店跡地をイベントスペースに

今回のプロジェクトで活用されるのは、かつて『神戸運動靴店』があった空き店舗です。長年地域に愛されてきた同店が廃業したことに伴い、空き店舗となっていましたが、このプロジェクトで新たな命を吹き込まれることになります。

『KIKKAKE EVENT PLACE』では、このスペースをイベント会場として活用。巨大映像設備を使ったスポーツ観戦、地域住民が参加できるマルシェ、子ども向けゲーム大会など、老若男女が楽しめる様々なイベントを企画しています。第一弾として、9月10日（日）のラグビーワールドカップ日本戦の観戦イベントを開催予定です。ラグビーW杯の熱気を商店街に呼び込み、地域を盛り上げることを目指しています。

神戸大学工学部建築学科との連携：学生によるリノベーション

このプロジェクトは、神戸大学工学部建築学科の学生と共同で実施されます。学生たちは、空き店舗のリノベーションに携わることで、実践的な経験を積むことができます。近年増加している、学生による空き家再生の取り組みの一環として、建築知識の向上や個々の成長にも繋がる貴重な機会となっています。

クラウドファンディングによる支援募集

リノベーション費用の一部は、クラウドファンディングを通じて調達しています。7月7日から7月23日までの期間、支援者を募集しており、支援者には『KIKKAKE PLACE』の施設利用特典などが提供されます。

未来への展望：持続可能な地域づくりへの貢献

『KIKKAKE EVENT PLACE』は、株式会社スクリーフが運営する『KIKKAKE PLACE』と神戸大学工学部建築学科の学生が共同で取り組む地域経済創発プロジェクトです。イベント開催による商店街の活性化にとどまらず、地域住民の交流促進、持続可能な地域社会づくりを目指した取り組みを継続していくとしています。

今後、リノベーション可能な空き店舗が残っていることから、継続的に空き家の有効活用を進め、シェアキッチンやレンタルジムと連携した地域経済の発展、持続可能な地域づくりを推進していく予定です。

このプロジェクトは、ラグビーW杯という特別な機会を活かし、地域住民の熱意と学生の創造性を融合させた、地域活性化の好例と言えるでしょう。今後の展開に期待が高まります。