管理職の魅力とは?
2025-09-16 11:20:59

管理職意識調査:やりがいや収入、決定権の拡充が魅力

管理職になって良かった?意識調査結果まとめ



ALL DIFFERENT株式会社とラーニングイノベーション総合研究所が実施した「管理職意識調査」によって、管理職のやりがいに関する興味深い傾向が明らかになりました。550社以上の管理職からの貴重な意見を集め、以下のポイントを重点的に分析しました。

調査の背景


昨今の市場環境は不確実性が増しており、組織内の競争も激化しています。この状況下で管理職には、成果を継続的に創出することが求められていますが、業務負担と報酬の不均衡を感じている方も多いのが現状です。そこで今回の調査では、管理職の「やりがい」に焦点を当て、具体的にどのような点で満足感を得ているのかを調査しました。

調査結果


1. 管理職になって良かったと感じること


トップに挙がったのは「意思決定に関与できるようになった」(51.5%)で、これにより多くの管理職が自己評価の向上と満足感を感じていることが明らかになりました。
次に多かったのは「仕事の裁量が増えた」(48.2%)、そして「収入が増えた」(46.8%)が続きます。報酬の面ではなく、役割や責任の拡大に喜びを感じている声が多く見られました。

2. 性別による違い


男女別での意見も興味深い結果を示しました。男性は「意思決定に関与できるようになった」ことが最も高い評価を得ているのに対し、女性は「収入の増加」が最も高い割合を示しました。それぞれの視点で異なった価値観や優先順位があることが、調査から浮かび上がりました。

3. ステージ別での満足度


新任、ベテラン、幹部候補の各ステージに分けた場合、その傾向は見事に異なりました。新任管理職は「収入が増えた」に最も高い割合が見られ、ベテラン管理職や幹部候補になると「意思決定に関与できるようになった」がトップになりました。これには、各ステージで求められる権限や責任感が影響を与えていると考えられます。

4. 業務内容による影響


さらに業務内容を基にした分析からは、マネジメント業務寄りの管理職が「仕事の裁量が増えた」に対して高い評価を得ていることが示されました。一方、プレーヤー業務寄りの管理職は「収入が増えた」が最上位に。業務の性質によって、やりがいを感じるポイントが異なることがわかりました。

まとめ


今回の調査から見えてきたのは、管理職が多様なやりがいを感じているということです。特に「意思決定への関与」が多くの管理職からの支持を得ており、報酬よりも自己決定権が重視されている傾向が鮮明です。今後も企業は、管理職に対するサポートを強化し、それぞれの役割でやりがいをさらに高められるような施策を検討することが求められるでしょう。


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会社情報

会社名
ALL DIFFERENT株式会社
住所
東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町ITOCiA(イトシア) オフィスタワー15F〔受付〕・17F・18F
電話番号
03-5222-5111

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