タムロン鉄道風景コンテストが開催!
株式会社タムロンが主催する「第18回タムロン鉄道風景コンテスト」が、この秋、結果を発表しました。このコンテストは、鉄道の文化や写真の魅力を広めることを目的に、地域活性化にも貢献しています。応募期間は4月24日から9月1日までの約4ヶ月間。審査の結果、1,962人からの7,308点の作品が集まりました。
入賞作品の発表
10月27日、タムロンの公式ウェブサイトで入賞作品が公開され、一般部門からU-18部門、ユニーク/ユーモア賞にいたるまで、全47点の作品が選ばれました。特に、魅力的な作品が多く見られ、参加者たちの熱意が感じられました。
総合グランプリの受賞者
「一般の部 総合グランプリ」は、埼玉県在住の71歳、志水茂さんの作品「富岳E5景(系)」が受賞しました。志水さんの作品は、日常の散歩で見つけた景色を美しく切り取ったもので、作品にはゆったりとした時間の流れが感じられます。審査員も、志水さんの普段の努力や視点に感心し、優れた結果を称賛しました。
一方、「U-18(18歳未満)の部 総合グランプリ」は、東京都の14歳、谷田璧瑠さんの「待ちぼうけ」に決まりました。この作品は、雪が降った後の踏切のシーンを幻想的に表現したもので、見る人の想像力を掻き立てます。谷田さんの独自の視点が感じられる素晴らしい作品です。
そして、「ユニーク/ユーモア大賞」は、三重県の69歳、加藤和弘さんの「寒さ対策」という作品が受賞しました。加藤さんの作品は、微笑ましい日常の一場面を捉え、観る人に笑顔をもたらす内容となっています。
多様な応募形態と参加者の広がり
今年のコンテストでは、応募方法を「プリント応募」と「Web応募」の2通りにし、一層多様な参加を受け入れました。また、次世代の育成を促すべく「U-18部門」を新設。今後の鉄道写真文化を担う若者たちの作品も多く寄せられました。さらに、各部門に設けられた「ユニーク/ユーモア賞」も、参加者たちの創造的な発想を引き出す重要な要素となっています。
入賞作品の展示情報
入賞された全作品は、JR大宮駅のデジタルサイネージにて上映されることが決定されています。具体的には、2025年11月22日(土)に行われる「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」や、2026年3月16日(月)の「おおみや鉄道の日」にも展示される予定です。これにより、より多くの人々に地域の鉄道文化や参加者の作品を知っていただく機会が増えます。
タムロンについて
タムロンは、デジタル一眼カメラ用交換レンズをはじめ、光学機器の製造・販売を行っています。独自の技術で作られた高品質な製品を提供し、様々な産業に貢献しており、今後も新しいことに挑戦し続ける姿勢を大切にしています。詳しい情報はタムロンの公式ウェブサイトをご覧ください。
今後も、タムロンの鉄道風景コンテストに期待が寄せられています。参加者の皆さま、そして、これからの鉄道文化の発展に貢献する若者たちの成長に目が離せません!