瀬戸内海に新風!高速船「AIVINT」の誕生
2023年5月24日、広島-呉-松山航路に新たな高速船「AIVINT(アイヴィント)」が就航しました。このプロジェクトは、株式会社GKデザイン総研広島が手がけ、環境性能に優れた次世代の高速船としての役割を果たします。
「AIVINT」の魅力
高い推進性と低燃費
「AIVINT」は、ドイツの推進器メーカー、フォイト社の「フォイト・リニアジェット」を搭載しており、高速航行を実現しながら低燃費を維持しています。船舶技術の最前線を代表するこの高速船が、瀬戸内海の美しい景色と共にどのように航行するのかは非常に楽しみです。
デザインのこだわり
GKデザイン総研広島は、「新しい風」というテーマに基づいて、外装や内装、ロゴのデザインを行いました。外観は、旧モデル「SEAPASEO(シーパセオ)」のデザイン要素を受け継ぎつつ、水平ラインと斜め造形のコントラストを取り入れることで、風を受ける力強さを表現しています。
船内に入ると、リラックスした気分になることを意識した配色が目を引きます。腰の高さで白と青を巧みに切り替えた大胆なデザインは、瀬戸内の静寂に包まれた旅行体験を感じさせてくれます。
船名「AIVINT」の由来
船名「AIVINT」は、公募により決定されました。地域に根付いた命名であり、安芸(Aki)、伊予(Iyo)、そしてドイツ語で風(VINT)を組み合わせて名付けられています。この名前には、地域の人々に親しみを持ってもらいたいとの願いが込められています。
ロゴデザインには、「新しい風」という船のテーマが色濃く反映されており、船体の中央に展開されています。
GKデザイン総研広島のビジョン
GKデザイン総研広島は、「事業・運動・研究」を理念に掲げ、プロダクトやコミュニケーションデザイン、都市環境など幅広い分野でのプロジェクトに取り組む総合デザインオフィスです。製品、空間、情報、サービスに関わるデザインを通じて、企業や公共機関の活動において質の高いアウトプットを生み出すことを目指しています。
「AIVINT」の就航は、瀬戸内海の新たな観光や地域活性化に寄与することが期待されています。今後もこの新型高速船がどのように航行し、どのような変化をもたらすのかが楽しみです。旅を愛する人々にとって、新たな選択肢となることでしょう。