NTT東日本が新たに提供を開始する校務DXパッケージ
近年、学校現場では教職員不足や長時間労働が大きな課題となっています。技術革新が求められる一方で、業務の多くが限られたオフィス空間でしか実施できず、デジタル化の推進が急務です。そんな中、NTT東日本が2025年4月18日に新たな校務DXパッケージ「BizDrive 校務DX」を提供開始します。今回のソリューションは、アプリ、クラウド、およびセキュリティ要素を統合したもので、教育現場の情報セキュリティ確保を目的としています。
校務DXとは?
校務DXとは、教職員の業務をデジタル化し、より効率化する取り組みを指します。具体的には、校務支援システムやファイルサーバをクラウド化し、いつでもどこからでも業務を行える環境を整備します。このような取り組みは、文部科学省が示す「GIGAスクール構想」とも密接に関連し、学校教育の質を向上させることを目的としています。
背景とニーズ
日本の教育現場では、教職員の業務負担軽減が求められており、特に新型コロナウイルスの影響でリモートワークが定着する中で、その必要性はますます高まっています。また、文部科学省は校務DXの推進を強く呼びかけており、そのための指針やKPIを公表しています。このような状況下で、NTT東日本は新しいソリューションの必要性を強く感じ、パッケージとして提供することを決定しました。
ビジネスモデル
新しいパッケージ「BizDrive 校務DX」は、以下の3つの要素から構成されています。1)校務アプリ、2)汎用クラウドツール、3)セキュリティ対策。これにより、導入の際の負担を大幅に軽減します。このパッケージは、ゼロトラストセキュリティに基づいた設計がされており、安心して業務を進められる環境を整備したものです。
特徴と導入のメリット
1. セキュリティを確保
新ソリューションは、教育現場のセキュリティを徹底的に考慮。リモートでの業務遂行も安心して行える環境を整えています。
2. 時間削減
主要な技術要素を満たしたパッケージであるため、お客様側での要件検討が不要に。これにより導入までのプロセスが大幅に短縮されます。
3. 一元的なサポート
製品選定から運用まで一手に引き受けるため、導入後も安心して教務を行えます。窓口が一本化され、スムーズな問い合わせが可能になるのも魅力です。
今後の展望
NTT東日本は、本ソリューションを通じて、各自治体教育委員会の業務負担を軽減し、校務DXを進めるお手伝いをいたします。「誰一人取り残さない」教育環境の実現に貢献することが私たちの目指す方向性です。さらに、提供料金は個別見積もりとなっており、利用者のニーズに応じて柔軟に対応していきます。
お問い合わせ
本ソリューションに関心がある方は、NTT東日本の営業担当者またはお問い合わせフォームからご連絡ください。校務DXの進展を通じて、教育現場のより良い環境を実現していきましょう。