ミャンマーでの地震被害に対応する国際NGOワールド・ビジョンの活動
地震による影響とワールド・ビジョンの活動
2025年3月28日、ミャンマー中部でマグニチュード7.7の地震が発生しました。この大地震は特に人口密集がゆえに影響を受けたマンデレーを中心に甚大な被害をもたらしました。
国際NGOであるワールド・ビジョンは、当地での活動を通じて状況の把握に乗り出しています。同組織のミャンマー事務局長を務めるチー・ミン氏は、地震による被害の大小と具体的な状況を迅速に掌握し、適切な支援を行える体制づくりを進めていると述べています。
特に懸念されているのは、地震直後に学校へ向かっていた子どもたちの安全です。多くの子どもたちが通学途中にあり、建物の崩壊に巻き込まれたり、保護者と離れ離れになる危険性が高いといいます。このような状況下で、ワールド・ビジョンは最も影響を受けたコミュニティに焦点を当て、支援を早急に展開する必要があります。
彼は、「我々の最優先事項は、災害によって甚大な影響を受けている人々に、食料、避難所、安全な水、さらには保健サービスへのアクセスを提供することです」と強調します。これに関連して、ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)も情報収集に努めており、今後具体的な支援方針については公式ホームページを通じて発表する予定です。
緊急援助募金への協力依頼
また、WVJは、自然災害がいつ発生するか分からないため、迅速に援助を行うための「緊急援助募金」への支援を呼びかけています。皆さんの少しの助けが、被災者の生活再建に大きな力となります。
ワールド・ビジョン・ジャパンの理念
ワールド・ビジョンはキリスト教の精神に基づき、貧困、紛争、災害などによって苦しむ子どもたちのために多岐にわたる活動を行っている国際NGOです。約100カ国に拠点を持ち、国連経済社会理事会に登録された正当な組織として、緊急時には支援の手を差し伸べています。
このような状況において、私たちも能動的に助けの手を差し伸べるべきではないでしょうか。個人の力が集まれば、大きな力になります。ワールド・ビジョンの取り組みを是非、応援しましょう。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
- 住所
- 東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー3F
- 電話番号
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03-5334-5350