飛鳥資料館50周年
2025-04-18 17:40:30

飛鳥資料館開館50周年記念イベントが盛りだくさんの春と秋

飛鳥資料館開館50周年を祝う多彩なイベント



飛鳥資料館は、2025年に開館50周年を迎えます。この特別な年を記念して、多彩なイベントが企画されています。特に、今年の3月には「奈良県飛鳥池遺跡出土品」が重要文化財に指定され、記念すべき50周年をさらに意義深いものにしました。

飛鳥資料館は、1970年に閣議決定を受けて設立が決まり、1975年に開館しました。その歴史は長く、以来多くの訪問者を迎えてきました。初めての特別展「仏教伝来 -飛鳥への道-」から始まり、今でも多彩な展覧会を通じて飛鳥の魅力を広く紹介しています。

例えば、1997年には倒壊状態で発見された山田寺東回廊の出土部材を再現して展示するための増築が行われました。また、2006年から2010年、さらには2014年にはキトラ古墳壁画の特別公開もありました。こうした取り組みは、飛鳥地域の歴史的風土や文化財の保存に貢献しています。

2021年には来館者数が500万人を突破し、ますます多くの人々に飛鳥の魅力を知ってもらうことができました。今年は特に開館50周年を記念して、様々な展示やイベントが予定されています。ここからは、いくつかの注目イベントについてご紹介します。

記念イベントの開催概要


  • - ミニ展示:飛鳥資料館50年のあゆみ
開催期間: 4月15日(火)〜6月15日(日)
開館してからの歩みを振り返る特別展示です。

  • - 公開講演会
日時: 6月21日(土)
場所: 平城宮跡資料館講堂
内容: 重要文化財指定を記念した講演会。当日は奈良文化財研究所のホームページで詳細が発表されます。

  • - 第16回写真コンテスト:飛鳥のたてもの
開催期間: 7月18日(金)〜9月23日(火祝)
飛鳥の建造物に関する写真コンテストです。

  • - 50周年式典
日時: 11月4日(火)
特別な式典が行われ、50年間の歴史を祝います。

  • - 秋季特別展:古代技術の精華 -飛鳥池工房-
開催期間: 11月5日(水)〜12月14日(日)
この特別展では、飛鳥池工房の技術に焦点を当て、古代の知恵と技術を紹介します。

これらのイベントは、飛鳥の文化財や歴史への理解を深める絶好の機会です。飛鳥資料館は、訪れるすべての人に感動と学びを提供し続けています。是非、訪れて豪華なイベントや展示を楽しんでください。

会社情報

会社名
奈良文化財研究所
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。