オルビスとRidgelinez
2021-08-13 10:30:02
オルビスが新たなパーソナライズスキンケアサービスを提供へ
オルビスとRidgelinezの新たな挑戦
化粧品業界では、顧客のニーズに応えるためのパーソナライズが進化しています。その中で、オルビスが新たに展開するパーソナライズスキンケアサービスは注目を集めています。このサービスの背後には、Ridgelinezの戦略的な支援が大きく寄与しています。
スマートエイジングの実現
オルビスは「スマートエイジング®」というコンセプトのもと、個々の顧客が持つ本来の美しさを最大限に引き出すことを目指しています。Ridgelinezは、このビジョンを実現するためのコンサルティングサービスを提供し、デジタル変革における重要な役割を果たしました。
デジタル化とサービスデザイン
Ridgelinezの各専門チームが連携し、オルビスのパーソナライズスキンケア事業の開発を迅速に進めました。プロジェクトは、顧客経験、ブランド戦略を基本に、アジャイル開発を採用し、わずか1年でサービスを立ち上げることに成功しました。これにより、オルビスは顧客とのリアルタイムな接点を強化し、双方向のコミュニケーションを実現する新たなサービスモデルを構築しました。
革新的なツール「スキンミラー」の導入
新サービスの目玉は、肌測定が約5秒でできる小型デバイス「スキンミラー」です。このデバイスを使うことで、利用者は自宅に居ながら肌の状態を簡単にチェックできます。また、測定結果に基づいたパーソナライズスキンケアアイテムが、自宅に定期的に届けられるシステムが設けられています。これにより、利用者は自分に最適なスキンケアを手軽に楽しむことができます。
専用アプリによるサポート
さらに、専用アプリでは毎日のスキンケア方法や肌測定結果に基づくケア提案が提供され、ユーザーの意識を高めるための継続的なサポートが行われています。このように、デジタル技術を駆使した新サービスは、従来の月額制のサービスとは一線を画すものとなっています。
オルビスとRidgelinezの意気込み
オルビスの代表取締役社長、小林琢磨氏はこの取り組みについて、個々の美しさを尊重し、多様なニーズに応える姿勢が大切であると述べており、今後もRidgelinezとのパートナーシップを通じて新たな価値を提供することを強調しました。また、RidgelinezのCEO、今井俊哉氏も、顧客視点での価値を重んじながら、サービスの成長を支援していく意向を示しました。
パーソナライゼーションの未来
Ridgelinezは、自社のデザイン哲学である「AFFECTIVE DESIGN」に基づき、ユーザーの心を動かす体験を提供することに注力しています。このプロジェクトを通じて、今後のパーソナライズ市場に新たな展望が広がることが期待されています。
このように、Ridgelinezとオルビスの連携は、パーソナライズスキンケアの新たな未来を提示するとともに、顧客がより良い選択を行える環境を整える重要な一歩となりました。デジタル時代における新たな価値提供が実現する中で、さらに多くの顧客がこのサービスを利用することを楽しみにしています。
会社情報
- 会社名
-
Ridgelinez株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内丸の内パークビルディング22階
- 電話番号
-
03-5962-9391