働く女性の健康を支援する『ルナルナ オフィス』
株式会社LIFEMが展開する法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』が、JAふじ伊豆に導入されました。2025年5月26日から、ライトプランとして「月経プログラム」と「更年期プログラム」の提供が開始されます。この取り組みは、働く女性の健康課題を解決するための重要な一歩となります。
プログラムの概要
『ルナルナ オフィス』を利用することで、JAふじ伊豆の職員は婦人科医師による監修のもと、セミナー動画を視聴したり、オンライン診療サービスを受けたりできるようになります。具体的には、生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期の症状改善をサポートし、女性の健康に対する理解を深めることを目指しています。
JAふじ伊豆の取り組み
JAふじ伊豆は、静岡県東部を中心に農業振興や地域生活の支援を行っている組織です。全職員がその能力を最大限に発揮できる職場環境を整備するために、育児休業の取得を積極的に推奨しています。また、育児に専念する職員がスムーズに復帰できるよう、独自の支援策を設けています。
例えば、育児休業中にも職業能力向上を図れるよう各種資格の取得を奨励し、復職時には特別休暇を与えるなど、育児と仕事を両立するための柔軟性を持たせています。さらに、小学校就学前の子供を持つ職員には育児短時間勤務制度が適用されるほか、子の看護等休暇も拡充されています。
女性の活躍推進
JAふじ伊豆は、女性が役職について活躍できる職場環境を邁進しており、この度の『ルナルナ オフィス』の導入はその一環といえます。さらに、静岡県が行っている「令和6年度フェムテックによる女性活躍推進事業」にも参加し、職員を対象とした意識調査を通じて、女性特有の健康問題を把握しています。
本調査の結果では、月経や更年期の症状が日常業務に影響を及ぼしている一方で、婦人科受診率が低いことが明らかになりました。この問題を解決するために、今回のプログラムが導入されました。
プログラムの詳細
『ルナルナ オフィス』には、以下の2つのプログラムがあります。
1. 月経プログラム
- - FEMCATION セミナー: 女性のカラダに関する知識を深めるセミナー動画を提供。
- - オンライン診療: 婦人科受診に対応した診療と低用量ピルの処方支援。
2. 更年期プログラム
- - 更年期の基礎知識セミナー: 更年期症状に関するセミナー動画を提供。
- - オンライン診療: 婦人科受診に基づく漢方薬の処方支援。
このプログラムの提供により、JAふじ伊豆は職員の健康課題が改善され、職場全体の雰囲気も向上すると期待されています。
結論
株式会社LIFEMとJAふじ伊豆が協力して展開する『ルナルナ オフィス』は、働く女性の健康を支援し、職場環境の向上に寄与することを目指しています。今後もこのような取り組みが広がり、多くの職場で健康管理に対する理解が深まることを期待しています。