苔のユートピアを目指す「MOSSTOPIA」プロジェクト
2027年に開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)への出展が内定した「MOSSTOPIA」プロジェクトは、都市環境に新たな価値を見出す取り組みを行っています。本プロジェクトは、慶應義塾大学田中浩也研究室を発端とし、都市を未来へと変えるための「苔(MOSS)」に焦点を当てています。展示期間は2027年5月22日から30日で、若者とともに持続可能な未来を実現する実験区としての役割を果たします。
「GREEN×EXPO 2027」展示内容
MOSSTOPIAの展示は、苔が生い茂る未来の都市をイメージした空間として整備され、新たな都市緑化の可能性を探るものです。具体的には、未利用資源である三角コーンや室外機、コンクリートブロックなどを転生させ、「苔の増殖装置」を作成します。これにより、都市においても苔がどのように生息できるかを実証し、新しい緑化手法を提案します。
未来のプロトタイプの紹介
都市に広く存在する三角コーンを苔の増殖装置として再利用する「苔コーン」は、都市の多孔質体に触れることで、苔がどのように育つかを示しています。警戒色として認識されがちな三角コーンが、いまや新たなグリーンインフラとしての役割を果たすのです。
さらに、公共物も活用した苔の増殖装置が展示されます。室外機やマンホール、ブロック塀など、苔の生育に適した場所を見つけ出し、苔を育てるための新たなアプローチを探ります。
先行展示の実施
「MOSSTOPIA」は、2026年7月10日から12日に渋谷・100BANCHで開催されるナナナナ祭2026において、GREEN×EXPOで展示されるプロトタイプを実際に体験していただける機会を設けます。この先行展示では、「苔コーン」に加え、「苔×ブロック塀」や「苔×灰皿」など、初公開のプロトタイプもお楽しみいただけます。
先行展示イベント詳細
- - イベント名: 100BANCH ナナナナ祭「境界緑地 ─ 苔×公共物 ─」
- - 開催日時: 2026年7月10日(金)~12日(日)
- - 会場: 100BANCH 3F(東京都渋谷区渋谷3-27-1)
- - 展示詳細: 公式HP
プロジェクトの理念
MOSSTOPIAプロジェクトは、異常気象による変化や都市環境の悪化を背景に、苔を都市の第三のみどりと位置づけることで、持続可能な未来を模索しています。都市の環境に左右されず、苔が育つスペースの創出を目指しています。
公式サイトやSNSでさらなる情報を発信しており、地域の人々とともに新たな価値を築くための活動を続けています。
この「MOSSTOPIA」が目指すのは未来の自然との共生であり、次世代がより豊かに暮らせる都市環境の実現です。