新刊詩歌集発売
2024-08-02 14:48:03

原爆詩から永遠の平和を紡ぐ新刊詩歌集が登場

新刊『広島・長崎・沖縄からの永遠平和詩歌集』のご紹介



今年の広島原爆投下の日、8月6日に、株式会社コールサック社より新たに詩歌集が刊行されます。『広島・長崎・沖縄からの永遠平和詩歌集 ―報復の連鎖からカントの「永遠平和」、賢治の「ほんとうの幸福」へ』というこの書籍は、過去の悲劇からの教訓を未来へと紡ぐ内容となっています。

アンソロジー詩歌集の特徴



この詩歌集は、戦争や原爆といったテーマを取り扱うアンソロジーとしての側面を持っています。コールサック社は2007年以降、社会的なテーマを掲げた詩歌集を毎年刊行してきました。その初めての作品である『原爆詩一八一人集』は、英語版が広島平和記念資料館のショップでのロングセラー作品となり、多くの読者に支持されています。

作品の収集とその理念



今回の詩歌集は、イマヌエル・カントの「永遠平和」や宮沢賢治の「ほんとうの幸福」という原則に則り、全国から寄せられた詩、短歌、俳句を収めました。最終的に掲載されたのは269名の作家による作品で、彼らの多様な声が一つのテーマに収束しています。

カバー装画とそのメッセージ



本書のカバーには、戦中や戦後の日本を象徴する3つの写真が採用されています。これにより、現代の読者に当時の状況をリアルに伝えることを目指しています。原爆の悲劇を一人でも多くの人に知ってもらうための強いメッセージがあります。

目次



詩歌集の目次は以下の通りです:
1. 被爆者の声
2. 広島を語り継ぐ
3. 長崎を語り継ぐ
4. 沖縄を語り継ぐ
5. 空爆・破壊の記憶
6. アフガニスタン・ウクライナ・ガザ・世界は今
7. 戦争に駆り立てるもの
8. 喪失・鎮魂・反戦
9. 永遠平和

英語版の展開



さらに、この詩歌集の英語版は2025年の春を予定しています。多くの翻訳者とネイティブベースのチェックを行い、国外の読者にもこの重要なメッセージを届ける計画です。

詩の一部を紹介



収録された詩、短歌、俳句は、被爆者の思いや叫びを代弁しています。例えば、峠三吉の詩の一部には、戦争の痛みを直接的に訴えたメッセージが含まれており、その重みある言葉が読者の心に響くことでしょう。

利用シーンと購入方法



この詩歌集は、教育現場での教材や詩の朗読会、文学館や資料館での展示に使われることを想定しています。価格は2,200円(税込)で、全国の書店やオンラインで購入可能です。

コールサック社のビジョン



コールサック社は、文学を通じて人々に希望と平和のメッセージを届ける出版社です。詩と文学を通じて、戦争の悲劇を風化させず、次世代に伝えていくことの重要性を謳っています。この詩歌集は、まさにその使命を体現した作品です。

今後も、平和の大切さを訴え続ける詩歌集にご期待ください。


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会社情報

会社名
株式会社コールサック社
住所
東京都板橋区板橋2丁目63番地4グローリア初穂板橋209
電話番号
03-5944-3258

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