日本初!ベトナム国籍ドライバーの就労開始
近年、日本の運送業界は深刻な人手不足に悩まされています。その解決策として、外国籍人材の活用が注目されています。新たな試みとして、ベトナム国籍のドライバーが「特定技能(自動車運送業)」の在留資格を得て、初めて日本の運送会社で正式に業務を開始しました。この朗報は、埼玉県さいたま市を拠点に活動する株式会社ドラビザと、その協力企業である株式会社しんけんによるものです。
背景とプロセス
国土交通省によると、日本の運送業界は高齢化が進んでおり、職業ドライバーの不足が顕著になっています。そのため、外国からの人材を受け入れる制度が必要とされてきました。株式会社ドラビザは、この動向に対応すべく、ベトナム国籍の人材を対象にした特定技能の取得支援を手掛けてきました。今回、彼は在留資格を取得し、必要な研修を経て、実際の業務を開始することができました。
株式会社ドラビザは、対象者に対して日本の運転免許制度や交通文化についての個別指導を行いました。また、専門スタッフが彼の言語や文化の違いを尊重しつつ、技能修得を支援しました。この取り組みにより、ベトナムからの人材が日本で活躍する道が開かれたことは、業界にとって画期的なすすめです。
企業の声
記事の発表に際し、株式会社しんけんの代表取締役である丹野健氏は、「本日、彼を当社の社員として正式に迎え入れることができ、大変喜ばしく思います。ドラビザ社のサポートのおかげで、熱意のある優秀な人材と出会えました」と語りました。さらに「彼が早く一人前のドライバーとして活躍できるよう、会社全体でサポートします」と意気込みを示しました。
同じく株式会社ドラビザの代表取締役、羽田健太氏も「しんけん様の協力のもと、この日本初の就労事例に貢献できたことを非常に光栄に思います。入社後の研修から実務開始まで、彼をしっかりと支えていきます」と述べました。
研修を受けたドライバーの思い
特定技能を得て新たにドライバーとしての道を歩み始めた27歳のベトナム国籍の男性は、「今日、しんけんの社員になることができ、夢への大きな一歩を踏み出せたと感じています。ドラビザと採用してくれたしんけんの皆さまの期待に応えられるよう、一日も早く一人前のドライバーとして乗務できるよう、研修を頑張ります」と意気込みを語りました。
未来に向けた展望
株式会社ドラビザは、今回の事例を参考に、今後も外国籍人材の採用と育成に力を入れていくとともに、業界が抱える課題解決に貢献可能な様々なプログラムの開発を進めていく予定です。このような取り組みが全国的に広がることで、日本の運送業界全体に新たな風を吹き込むことが期待されます。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、株式会社ドラビザ(Tel: 048-657-8686、Email:
[email protected])までご連絡ください。