タイ大学での日本語教育
2023-09-25 15:02:36

タイの大学で日本語教育プログラムが成功を収める!キャリア支援と学習意欲向上に貢献

タイ・スィーパトゥム大学における日本語教育プログラムの成功



タイ王国バンコクにあるスィーパトゥム大学(SPU)で、画期的な日本語教育プログラムが展開され、大きな成功を収めています。このプログラムは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を指標とした日本語教育プログラムを提供するバベルメソッド社、SPU、そしてタイで人材コンサルティング事業を展開するFDIグループの三者連携によって実現しました。

プログラムの目的

このプログラムの主たる目的は、SPU日本語学科の学生のキャリア構築支援です。オンライン日本語教育と大学の正課カリキュラムを融合させることで、学生の日本語能力向上と就職活動のサポートを目指しています。

プログラムの内容

プログラムでは、まず学生の日本語会話力をPROGOS® Japaneseを用いて測定。その後、オンライン日本語会話トレーニング「バベルメソッド」を提供することで、学生一人ひとりのレベルに合わせた学習を支援しています。

さらに、2023年9月5日には、バベルメソッド社タイ事業担当のポーンティップチンウォララッタナカノック氏を講師として招き、「日系企業で働くための日本語力」をテーマにしたワークショップ型授業を実施。55名の3年生が参加し、在タイ日系企業の求める日本語力や待遇、収入といった情報を学びました。授業後には、学生自身が調査を行い、目標設定や今後の学習計画の策定を行いました。

学生からの高い評価

授業後に行われたアンケートでは、学生から非常に高い評価を得ています。「日本語関連の仕事の情報を知ることができ、将来設計に役立った」「日本語能力向上による就職へのモチベーション向上につながった」といった肯定的な意見が多数寄せられました。SPU日本語学科長のナッタチャイシーイァム教授も、学生の熱心な参加ぶりとグループワークの盛り上がりを称賛。この成功を受けて、来年以降も3年生への授業継続に加え、2年生への展開も検討されています。

今後の展望

バベルメソッド社は、SPUとの連携強化を図り、より低学年から将来を見据えた日本語教育を支援していく方針です。今回のプログラムの成功は、タイにおける日本語教育の新たなモデルケースとして、今後の発展に大きく貢献するものと期待されています。 SPUとFDIグループの協力体制も、このプログラムの成功を支える重要な要素となっています。三者それぞれの強みを活かした連携により、学生のキャリア形成を強力にサポートする体制が構築されています。

関係各社の概要

スィーパトゥム大学(SPU): タイ・バンコクに位置する総合大学。11学部と大学院を擁し、教養学部に日本語学科を有しています。
FDIグループ: タイで人材コンサルティング事業を展開する企業。学生の就職活動へのサポートに貢献しています。
* バベルメソッド株式会社: 東京都品川区に拠点を置く、オンライン日本語教育を提供する企業。PROGOS® Japaneseやバベルメソッドといった独自のプログラムを提供しています。

このプログラムの成功は、タイにおける日本企業の進出と、タイ人学生の日本関連企業への就職増加に繋がる可能性を秘めています。今後、更なる発展と成果が期待されます。

会社情報

会社名
バベルメソッド株式会社
住所
東京都品川区西五反田2-24-4WESTHILLビル4F
電話番号

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