子育てと物価高騰
2025-04-08 15:22:02

子育て世代の買い物事情を徹底調査!物価高とその影響とは

子育て世代の買い物事情を徹底調査!



近年の物価上昇は多くの家庭に影響を及ぼし、特に子育て世代の生活スタイルに変化をもたらしています。株式会社KADOKAWAが運営する『レタスクラブ』は、2025年1月に子育て中の女性145人に対して行ったアンケートを基に、これらの変化を明らかにしました。

調査概要



本調査は、ユーザーの子育て中の女性を対象にしており、生活の意識や行動について深く掘り下げることを目的としています。調査は2025年1月9日から1月16日までの期間に実施され、145名から有効な回答が得られました。

栄養よりコスト重視の傾向



調査では、食事作りにおける最も重要な要素として「栄養」を選んだ割合が前年に比べ大幅に減少し、逆に「コスト」の重要性が急激に増加したことが示されました。例えば、コストを重視するという意見は前年の4.5%から8.3%に倍増し、主要な理由は高騰する食材価格にあると考えられます。これにより、家庭の中で何を優先すべきか、ますます難しい判断が求められています。

家計の見直しと買い物の変化



買い物の回数については、週に1~2回が51.0%と最も多く、日々の買い物をまとめ買いにシフトする傾向が見受けられました。また、気になる食費についても、家庭の構成によって支出に違いが見られ、「3~5万円」という回答は主に小学生以下の子を持つ家庭に集中し、一方で中学生以上の世帯は「5~8万円」となり、教育関連の支出増にも影響を受けていることが伺えます。

テイクアウトや冷凍食品の活用



節約志向が強まる中、冷凍食品やテイクアウトのお惣菜が増えているのも顕著な傾向です。特に冷凍食品の利用は前年から11.6ポイント増加し、忙しい中でも手軽に食事を用意できる手段として選ばれています。また、家族での外食頻度が中学生になると減少し、「部活や友人との時間」で家庭での食事が優先されがちであることも一因です。

美容関連の支出も影響を受ける



美容にかける予算も変化しており、スキンケアやメイクアップにかかる費用は前年に比べて減少し、「1,000円未満」という選択肢が増えました。一方で、効果的な商品に対しては高額な投資をする意向が見られ、中には5,001~8,000円の出費を躊躇しなくなった方もいます。これに伴い、美容情報の収集方法も進化し、WEBや雑誌での情報収集が活発化しています。

まとめ



今回の調査結果から、子育て世代が物価高騰や家計の見直しに対する苦しみを抱えつつ、柔軟に生活スタイルを変えながら子育てに臨んでいる現状が浮き彫りとなりました。物価が高騰する中で、食費や美容、日常生活の支出をどのようにコントロールするかは今後ますます重要なテーマとなるでしょう。しかし、その一方で何年来の無駄を削減する機会にもなっているかもしれません。家計の改善に関する工夫を見逃さず、前向きな視点を持つことが大切です。


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