宮城の観光新時代
2025-06-22 00:31:22

オスピタリタ・ディフーザ認証取得!宮城の観光が進化する魅力的な試みとは

オスピタリタ・ディフーザ認証取得!



宮城県の白石市に本社を構える株式会社ガイアが展開する「ガイアリゾート蔵王山水苑」は、世界で初めて「オスピタリタ・ディフーザ」(Ospitalità Diffusa)の正式認証を取得しました。この認証は、イタリアの「アルベルゴ・ディフーゾ」(Albergo Diffuso)を基にした新しい観光の形を示すもので、地域に点在する宿泊施設が連携し、観光業者が協力してほんのりしたおもてなしを提供する「ネットワーク型観光モデル」でもあります。

認証取得の背景と意義



ガイアが推進するこのビジョンには、高齢者や障がい者への就労支援、空き家や別荘の再活用、農業と観光の融合など、地域全体が一体となった共生型サービスの提供が含まれています。この取り組みは国際的にも高く評価され、宮城県の村井嘉浩知事にも激励を受けました。

認証式では、ジャンカルロ・ダッラーラ氏から認証書を授与され、この新しい観光モデルの重要性が強調されました。特に、「共生型観光」の理念が広がる中、どのように地域社会が活性化されるかが注目されています。

積極的な地域連携



「ガイアリゾート蔵王山水苑」では、現在約60棟の空き家や未利用別荘を宿泊施設として活用しています。地元の農業とも連携を図り、地域食材を提供しつつ、雇用創出にも貢献しています。また、子ども食堂や高齢者の見守りサービスを通じて、地域全体の福祉を支えています。

地域の連携と理念



ガイアは「蔵王福祉の森構想」を中心に、誰もが安心して暮らせる社会を目指しています。この理念の元、高齢者や障がいを持つ方々が自らの役割を果たし、それぞれの生活を支えることが生きる力を生むと考えています。

このように、持続可能な地域社会の実現を目指し、地元のリソースや文化を再編集することで、互いを支え合う循環型経済の構築を進めています。

認証取得からの未来



2025年には宮城県庁を訪問し、正式認証の取得を報告しました。この訪問には、宮城県議会議員や日本ファームステイ協会の代表も同席し、「蔵王から世界へ広がる共生型観光の可能性」についての意見交換も行われました。

この強い連携は、地域内の複数の法人や団体、住民が協力することにより、さらに深まりつつあります。地域の魅力を最大化するための取り組みとして、その今後の展開が期待されています。

まとめ



宇宙的発想と地域貢献を融合させた「ガイアリゾート蔵王山水苑」の取り組みが、文化や経済、福祉のすべてをつなぐ架け橋として注目を集めています。オスピタリタ・ディフーザ認証は、ただの観光モデルに留まらず、人と人、地域と地域がつながる新たな社会の形成を促進するものであり、今後の発展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社ガイア
住所
宮城県白石市旭町1丁目5番7号MICHI HOTEL 2F
電話番号
0224-26-8892

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