新たな挑戦者、ルリーロ福岡がトップキュウシュウリーグ優勝決定戦に挑む

ルリーロ福岡、初年度の挑戦

福岡県うきは市を拠点とするラグビーチーム、ルリーロ福岡が設立初年度でトップキュウシュウリーグの優勝決定戦に臨む。この試合は11月23日16:00から、北九州市のミクニワールドスタジアムで行われる。対戦相手は、日本製鉄八幡。ルリーロ福岡はAリーグで1位に輝いた実力を証明し、地域の期待がかかる。

トップキュウシュウリーグとは？

トップキュウシュウリーグは、九州ラグビーフットボール協会によって2003年に発足した、九州地域に特化した社会人ラグビーチームのリーグである。全国リーグのジャパンラグビートップリーグやジャパンラグビートップチャレンジリーグへの登竜門として重要な役割を担っている。現在、Aリーグは6チーム、Bリーグは4チームから構成され、2022年度は新型コロナウイルスの影響を乗り越えた久々の開催となっている。

ルリーロ福岡の歩み

ルリーロ福岡は2022年4月に設立された新しいチームであり、九州で唯一の独立系社会人ラグビーチームだ。代表の島川大輝氏と浮羽究真館高校ラグビー部監督の吉瀬晋太郎氏が、地域社会のために立ち上げたこのチームは、昨季で廃部となったコカ・コーラレッドスパークスや宗像サニックスブルースの元選手を多く擁している。設立初年度でAリーグへの参入を果たし、地域の期待に応えてきた。

チームの理念と目標

ルリーロ福岡のビジョンは「We have wings」。これは、地域社会が持つ魅力的な資源や産業とプロスポーツ選手を結ぶことで、新たな価値を創造し、流通させ、地域を活性化することを目指している。今後は選手たちの活躍を通じて地域貢献を果たし、設立から3年以内には日本の最高峰リーグであるリーグワンへの参入を見据えている。

優勝決定戦の展望

優勝決定戦の対戦相手となる日本製鉄八幡は、Aリーグで2位という実力を持っており、激しい試合が予想される。ルリーロ福岡は、これまでの成果を生かし、チーム一丸となって勝利を目指す。地域の支援を受けながら、夢をつかむための戦いが始まる。

勝利を掴むことで、ルリーロ福岡は地域社会ともさらに強い絆を結び、次のステップへと進むことが期待されている。未来に向けた彼らの挑戦から目が離せない。

この特別な一戦を見逃さないよう、ぜひスタジアムで応援しよう！