高砂市職員、地域貢献で「ネクストホープ賞2024」を受賞
兵庫県高砂市の福祉部で活躍する茅野裕也氏(28歳)が、株式会社HOLGが主催する「地方公務員AWARDネクストホープ賞2024」を受賞しました。この賞は、地方公務員が他の地方公務員を推薦し、その中から特に優れた業績を持つ公務員を表彰するものです。
受賞の概要
今年で8年目を迎えるこのアワードには、これまで92名の公務員が受賞。特に今年は、新設された30歳以下を対象とした「ネクストホープ賞」が導入され、茅野氏はその第一号として選ばれました。
茅野裕也氏の取組み
茅野氏は、大学との連携を通じてマルシェ「朝ごぱん市」を立ち上げ、地域の活性化を目指したプロジェクトを進行しています。また、銀行での勤務経験を活かし、さまざまな部門との官民連携を支援するなど、業務外でも積極的に活動しています。
評価と期待
授賞式では、茅野氏が「私ひとりで受賞したのではなく、多くの人の支えがあってのこと。高砂市をもっと知ってもらいたい」と語る姿が印象的でした。審査員からも、若手でありながら高い行動力を持ち、今後の更なる成長が期待されると高い評価を受けました。
地域活性化への貢献
茅野氏の活動は、地域の商店街の活性化にもつながっています。生活保護の担当でありながら、商店街の活性化に向けたプロジェクトをリードし、様々な人々との出会いや繋がりを生み出しています。「自分の業務だけでなく、町全体のためにできることを考える」と語る彼の姿勢は、次世代の地域リーダーとしての資質を感じさせます。
組織としての成長
今回の受賞を受け、高砂市の都倉達殊市長も同賞の「人材輩出賞」を受け取りました。茅野氏のような若い職員が主体的に活躍できる組織作りに取り組む意義が強調され、今後の高砂市の発展に期待が寄せられています。
まとめ
高砂市福祉部の茅野裕也氏が「ネクストホープ賞2024」を受賞したことは、単なる個人の功績にとどまらず、市全体の地域活性化に資する重要な出来事と言えるでしょう。これからも彼の活動から、多くの市民が影響を受け、高砂市がさらに魅力を増すことを期待したいと思います。