カイロプラクティックの現状
2022-01-19 15:00:06
カイロプラクティック認知度向上の必要性と患者満足度報告
カイロプラクティックの現状と未来
日本直販総本社が運営する全国健康生活普及会(通称:全健会)は、カイロプラクティックを受ける患者の認知度や要望を把握するために、4333名を対象としたアンケート調査を行いました。本記事では、その結果を元にカイロプラクティックに対する認知度や患者様の満足度について詳しく探っていきます。
調査概要
調査は2021年9月9日から10月9日の間に、インターネットを通じて実施されました。参加者は男女4333名(女性3056名、男性1277名)で、年齢層は幅広く、10代から70代までの意見を集めました。調査の結果を見てみると、患者のカイロプラクティックに対する認知度は低いことが明らかになりました。
認知度の実態
まず、カイロプラクティックについて施術に通う前に認知していた人は、全体の約20%に過ぎませんでした。同様に、カイロプラクティックが海外で医療資格として法制化されていることを知っている人も、やはり約20%となりました。このことから、日本ではカイロプラクティックに対する理解が不足していることが分かります。多くの日本人は、腰痛や膝痛などの症状に対してカイロプラクティックを選択肢に入れていないのが現状です。
カイロプラクティックの課題
さらに、カイロプラクティックが44か国で法制化されていることや、何を行うかについての認識が乏しいため、施術所には入りづらいという印象を持つ人も多く、これが広がりの妨げとなっています。カイロプラクティックはアメリカで発祥し、そこでは高い地位を持つ医療体系ですが、日本ではその理解が遅れているといえるでしょう。
患者様の満足度
しかしながら、全健会に所属するカイロプラクティック施術院を利用した患者様の多くは、その効果を実感しています。調査によると、96.3%の方が何らかの効果を感じ、93.7%の人が今後もカイロプラクティックを受けたいと回答しました。このように、高い満足度を誇る技術ではあるものの、認知度が低い現状は改善の余地があります。
学びたい意欲が示された
また、カイロプラクティックを学びたいという意欲が示されました。半数以上の方が「学んでみたい」と回答しています。全健会は全国各地で家庭内健康法の勉強会を開催しており、初級カイロプラクティックセミナーも行っているため、気軽に知識を学ぶことができます。多くの方がご自身やご家族の健康に関心を持っている結果といえるでしょう。
まとめ
今後の課題としては、カイロプラクティックの認知度を向上させるマーケティングの強化が急務です。患者様の高い満足度を維持しつつ、より多くの人にその価値を伝えていくために、全国での情報提供と教育の場が重要です。カイロプラクティックは、患者様を健やかな未来へと導く可能性を秘めています。
この調査を基に、全健会はさらなるサービス向上に努めていくことでしょう。カイロプラクティックの理解と普及が進むことで、より多くの人々が健康で幸せな生活を手に入れることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社日本直販総本社
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- 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-34-7NXビル8F
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