中小企業を支える「優秀新技術・新製品賞」
公益財団法人りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社が共催する「中小企業優秀新技術・新製品賞」が、今年も開催されることが発表されました。この賞は、中小企業が持つ独自の技術力や革新性を称えるだけでなく、日本産業全体の発展を促進する重要な役割を果たしています。
新しい挑戦の場
1988年の設立以来、毎年開催されているこの賞は、中小企業にとっての新たな挑戦の場となっています。今回で38回目を迎えるこの賞では、一般部門およびソフトウエア部門が設けられており、多くの企業からの応募を期待しています。
募集期間は2025年9月1日から11月28日まで。新技術や新製品、あるいは改良を施した技術や製品を持つ中小企業、または個人事業主等が対象となります。
表彰内容
特に注目すべきは、優秀な技術や製品を持つ企業に贈られる賞の内容です。一般部門では、中小企業庁長官賞の受賞者には表彰状、盾、副賞として100万円が贈呈されます。また、優秀賞や優良賞、奨励賞も用意され、各々に賞金が用意されています。ソフトウエア部門でも同様に、特別な賞が設定され、優れたソフトウエアには中小企業基盤整備機構理事長賞として100万円が贈られます。
応募資格と対象
応募できる企業には明確な条件があります。資本金が3億円以下、従業員300人以下の中小企業や個人事業主などが該当し、一部の企業は応募対象外とされています。また、一般部門の対象は、2024年から2025年の間に開発または販売を開始した新技術や新製品であり、ソフトウエア部門はビジネス目的のソフトウエアが対象となります。
応募手続き
応募方法はとても簡単です。まず、
こちらのリンクから応募登録を行い、申込IDを取得します。続いて、応募書類のダウンロードが可能となり、必要事項を記入して提出する形になります。提出期限は11月28日午後5時までなので、注意が必要です。詳細については、公式サイトにて確認できます。
受賞のメリット
この賞を受賞することは、中小企業にとって大きなアピールチャンスです。技術力が高く評価されることで、ビジネスの拡大につながる可能性があります。過去の受賞作品はその技術の証明であり、受賞企業は多くのメディアに取り上げられるチャンスにも恵まれます。
お問い合わせ先
興味を持たれた方はぜひ、応募を検討してみてください。具体的な情報やお問い合わせについては、公益財団法人りそな中小企業振興財団や日刊工業新聞社の公式サイトを参考にしてください。
- - 公益財団法人りそな中小企業振興財団 リンク
- - 日刊工業新聞社 リンク
さいごに
中小企業がもつ技術革新は、私たちの生活を豊かにする力があります。その力をまずは表現し、形にする場として、ぜひ「中小企業優秀新技術・新製品賞」にチャレンジしていただきたいと思います。