アクシスITパートナーズ、山陰初の新規上場を実現
2025年4月18日、アクシスITパートナーズ株式会社が東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに上場を果たし、山陰地方のIT企業として初の快挙が達成されました。企業のミッションとして『情熱で未来を変える - 人・地域・社会 - 』を掲げ、次世代スマートシティの実現を目指している同社は、首都圏企業とのパートナーシップを深化させながら地域貢献を果たしていく方針です。
創業は1993年。システム開発や保守運用を主なサービスとして、アクシスITパートナーズは着実な成長を続けてきました。特に近年は、『リフレーミングカンパニー × Shift the Local』というビジョンのもと、地域経済循環を目指す事業を展開中です。2021年には、大手建設会社との資本提携を果たし、建設業界においてDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のパートナーとしても注目されています。
地域密着型の生活プラットフォーム『Bird』を立ち上げ、過疎化や買い物難民へのサポートに取り組むなど、同社は地域のニーズに応える具体的なプロジェクトを推進しています。これにより、鳥取県の課題解決だけでなく、全国の中山間地域にも貢献する姿勢を示しています。
上場を果たすことで、アクシスITパートナーズは社会的責任を果たし、さらなる成長を遂げたいと考えています。地域パートナーとしての役割を超え、社会全体のために一層の貢献を目指しています。
アクシスITパートナーズの代表取締役、坂本哲氏はこの上場を受けて、「私たちは中国地方での上場を果たし、IT企業の新しい可能性を示すことができました。今後、地方と首都圏の格差をなくし、平等なビジネスチャンスを追求していきます」とコメントしています。
彼はさらに、コロナ禍や経済の変動といった多くの困難にも直面してきたものの、それに屈せず挑戦を続ける意義を強調しました。上場は彼らにとって終着点ではなく、さらなる飛躍に向けた新たな出発点であるとしています。
アクシスITパートナーズは、地方の企業が持つ可能性を全国に広げ、「次世代スマートシティ」の創造に向けた挑戦を続けていくと約束しました。彼らの成長と勇気ある挑戦は、地域社会にとって希望の光となることでしょう。
企業概要
- - 会社名: アクシスITパートナーズ株式会社
- - 設立: 1993年9月3日
- - 資本金: 781,186,000円(資本準備金を含む)
- - 所在地: 鳥取県鳥取市扇町7番地 鳥取フコク生命駅前ビル7F
- - 証券コード: 351A (TOKYO PRO Market)
アクシスITパートナーズは、システム開発からアウトソーシングサービスまで幅広く提供し、企業や行政の経営変革を支援しています。プラットフォームサービスを介して社会インフラに関わる様々な課題解決に取り組んでいます。