統合プラットフォームの進化
2025年10月6日、Datadog, Inc.がインテグレーション数1,000件の達成を発表しました。これにより、同社のオブザーバビリティおよびセキュリティプラットフォームの進化が強調されています。Datadogは、インフラストラクチャーからクラウド、さらにはAI関連技術に至るまで、広範な範囲のデータを一元的に管理し、顧客に対して強固なサポートを提供しています。
DatadogのChief Product Officer、ヤンビン・リーは「この節目は、私たちが顧客のクラウド移行の各段階において、彼らをサポートし続ける姿勢の表れです。同時に、現代の多様な技術エコシステムを反映したものでもあります」と語ります。これは、同社の研究開発やパートナーシップの成果でもあり、顧客により一層の価値を提供するための努力の賜物です。
新たなインテグレーションのリリース
過去1年間で、DatadogはAI関連の新しいインテグレーションを数多くリリースしてきました。NVIDIAのGPUモニタリングや、Weaviateなどのベクターデータベース、大規模言語モデルプロバイダーであるOpenAIやAnthropicへの対応を含むこれらの新機能により、AIワークロードも他のシステムと同等のオブザーバビリティが享受できる仕組みを実現しています。
Forbesのテクノロジー担当シニアバイスプレジデント、サミール・パトワルダン氏は「Datadogの広範なインテグレーションが、クラウドサービスからAI駆動アプリケーションに至るまで、ユーザーに信頼性の高いデジタル体験を提供する強力な基盤となります」とコメントしています。これにより、Datadogは、必要な情報を一つの画面で確認できる環境を提供し、顧客のオブザーバビリティを高めています。
パートナーシップとエコシステムの拡充
Datadogのテクノロジーパートナー達は、顧客が新技術を導入しても基盤を揺るがすことなく、同じプラットフォーム上でオブザーバビリティを維持できるよう努めています。Google CloudでAI & Data Partnershipsマネージングディレクターを務めるリティカ・スリ氏も、「Datadogとのパートナーシップを通じて、Google Cloudのお客様が新サービスを導入しても、その環境全体にわたってオブザーバビリティを高められることを望んでいます」と語りました。
今後もDatadogは、顧客がAIや新たな技術領域に拡大する際に必要なオブザーバビリティを提供し続けることを目指しています。
終わりに
Datadogの提供するインテグレーションエコシステムは、デジタル時代の急速な進化に伴い、企業が求めるリアルタイムのオブザーバビリティとセキュリティを実現するための強力な工具です。詳細はDatadogの公式サイトで確認できます(英語)
インテグレーションエコシステム詳細や
インテグレーション達成までのあゆみをご覧ください。