ベースフード、2024年バーチャル株主総会を成功裏に開催
株式会社ベースフードは、2024年5月に第8回定時株主総会を完全オンライン形式で実施しました。この革新的な総会は、株式会社ブイキューブの専用スタジオを利用して配信され、従来の株主総会とは一線を画す新しい試みとなりました。昨今のデジタル化の流れを受け、ベースフードはこれまでの対面式株主総会からオンライン形式へのシフトを始めていましたが、実施に当たっては多くの課題がありました。
課題と導入背景
このバーチャル株主総会を計画するにあたり、ベースフードは上場前からオンライン開催を検討していました。しかし、会場の手配や配信環境の整備、当日の運営メンバーの確保など、多くの労力とコストが発生することが懸念されていました。さらに、株主からの質問の明確化も難しい点の1つでした。
そこで選ばれたのが、ブイキューブのバーチャル株主総会サービスでした。ブイキューブは、配信専用のスタジオと充実した設備を提供し、「Engagement Portal」を通じて株主から事前に質問を集めることで、スムーズな進行が期待できることから、導入が決まったのです。
成功したバーチャル株主総会の実施
2024年5月に行われたこの株主総会では、ブイキューブのハイブリッドイベント専用スタジオからライブ配信が行われました。最近のオンライン会議とは異なり、株主総会はよりインタラクティブに進行できました。特に「Engagement Portal」を活用することで、事前に多くの株主から質問を集め、当日はリアルタイムでの回答を行うことに成功しました。
その結果、視聴率は1.8%に達し、通常の株主総会における平均視聴率0.41%と比べると極めて高い数値となりました。この高い視聴率によって、多くの株主がオンラインで参加し、既存の株主とのコミュニケーションを深めることができたのです。
バーチャル株主総会の評価
株主総会の運営を担当したベースフードの代表は、「ブイキューブの支援があったおかげで、株主とのコミュニケーションが円滑に進められた」と述べています。今後も遠方の株主が参加しやすいよう、バーチャル形式の株主総会を模索していく意向を示しています。ブイキューブの専用スタジオとプロのスタッフの支援が、同社の株主総会を一層魅力的にしていると言えるでしょう。
結論
このように、ベースフードとブイキューブの協力によって実現したバーチャル株主総会は、ディジタルトランスフォーメーション(DX)の新たな成功事例として、大いに注目されています。株主との効果的なコミュニケーションを考慮した新しい情報交信の形が可能になり、今後もこの流れが期待されます。企業と株主との関係が、より強固なものへと変わっていくことでしょう。